アカシックレコードを端的にいうなら「地球上のすべての情報が蓄積されたデータバンク。」
潜在意識のなかで各々が、このデータバンクにアクセスできます。多くの人がアカシックレコードの存在を断言しており、さらに注目を集めるでしょう。
人生における未来予測があると考えれば、活用せずにはいられません。
今回は、アカシックレコードについて紹介します。
アカシックレコードとは
アカシックレコードとは、実体をともなって存在していません。図書館のように書物があって閲覧するような物理的なものではないです。
宇宙のはじまりから現在にいたるまで、
- 歴史上のできごとすべて
- すべての人間の思考・感情
ありとあらゆる情報が保管されている場所。それがアカシックレコードです。
「宇宙のインターネット」ともいうべき、膨大な情報の「クラウド」のようなイメージ。
すべての人間が、精神的部分の根底でつながっています。
アカシックレコードは、情報を共有する意識上での概念です。
すべての人間により、この膨大な情報にアクセス可能なのがアカシックレコードです。
アカシックレコードのアクセスに成功すると得られる情報
- 過去のできごとや自分の過去について
- 自分自身を知る
- 人間関係や恋愛の悩み
人類のあらゆるできごとを網羅した、巨大な情報源がアカシックレコード。
この情報源に正しくアクセス(リーディング)して、現在から未来にわたるさまざまな問題解決や、人生の転機に最高の選択ができます。
1.過去のできごとや自分の過去について
アカシックレコードから、過去に経験した成功や、トラウマなどの思考・感情を読み取り可能です。
あなたは現在の失敗や挫折を経験し、「自分自身の過去を変えられたら……」と考えたことはないでしょうか? 実はアカシックレコードにアクセスすれば過去を変えられます。
しかし、過去におこなった物理的なできごとや、行動は変えられません。
そのときに感じた自分の思考や、感情のパターンは変えられるという意味です。
過去の思考・感情パターンを書き換えて、現在の自分に劇的な変化をもたらします。
過去を思い出し、あらためて自分の「生きざま」を知れるでしょう。そして、いかに現在を力強く生きぬく命題に向きあいます。
2.自分自身を知る
自分の過去性にふれて、今の自分が思い描く世界観を知るのがアカシックリーディングです。
結果がともなう行為、いわゆるカルマ(業)を見つめなおすのは、自分自身を知ること。つまり、過去の栄光にすがったり、被害的意識のまま感傷にひたったりしている自分から、一歩抜け出すヒントになります。
3.人間関係や恋愛の悩み
アカシックレコードには過去に出会った人、これから出会う人との結びつきすべてが記録されています。
人間関係にまつわる悩みは、アカシックレコードを読み取れば解消できるでしょう。
しかし、「いついつに結婚式を挙げられる」といった、具体的な日時や行為はしめされません。あくまであなたがどのような思考や感情をもって、今を行動していくかがしめされます。
そうして知り合った相手は、因果によって結ばれているソウルメイトともよべる相手。生涯にわたり、あなたと人生を歩んでいきます。
ビジネスにおいても同様。ソウルメイトとして結びついた人間関係は、ただビジネスの成功にとどまりません。有益な事業を生み出す相手になるでしょう。
アカシックレコードにアクセスする方法まとめ
アカシックレコードとはいわゆる「潜在意識」と言い換えてもよいでしょう。この潜在意識にアクセスする方法としては、瞑想や催眠がオーソドックスな方法です。
以下、順を追ってアクセスする方法をお伝えします。
- 日頃からのルーティーンとして(習慣)
- アクセスする準備段階
- アクセスするとき
- リーディング
- アクセスできないときに確認すること
- アカシックレコードへのアクセスで注意すること
1.日頃からのルーティーンとして(習慣)
人は日常的に潜在意識にふれています。就寝時にみる「夢」は、潜在意識すなわちアカシックレコードからのメッセージとなります。
夢占いでは、夢に出てきたもので吉凶を考えます。アカシックレコードにおいては、吉凶という解釈はしません。
たとえば黒蛇やカラスといった不吉の象徴も、あなたにとってなにを意味するのかが重要です。
ひょっとしたら不吉どころか、幸運の暗示にもなります。
2.アクセスする準備段階
意図的にアクセスする方法としては瞑想がおすすめ。
アカシックレコード(潜在意識)にアクセスするため、瞑想下で半覚醒状態になります。直前にその知りたい内容をしっかりと確認しましょう。
3.アクセスするとき
瞑想はただじっと座っていれば、無心になれると思われがち。瞑想に慣れていない人は、そのまま半覚醒を通り越して睡眠状態になりやすいです。
ほかには、自己催眠の方法としてもちいられる、顔や四肢の筋肉を緊張させて一気に力を抜く、筋弛緩をおこなってみるのもよいでしょう。
関連記事:瞑想は効果がない?効かない人の3つの特徴【瞑想体験者が語る】本当の瞑想の効果とやり方・危険なとき
4.リーディング
リーディングは明確な意思によって、得られる情報が違ってきます。
瞑想による半覚醒の状態で、アカシックレコードからあなたが知りたいことを読み込み(リーディング)できます。
アカシックレコードは、万物にわたるすべての情報がある、概念上の場所です。理論上はどんなことでも知ることができます。しかし、アカシックリーディングは、リーディングするあなたが「なににフォーカスしたいか・最終的になにを望むのか」によって、得られる情報に違いがでます。
他者の情報を読む場合は、対象者のプライバシーに配慮する意識で左右されるでしょう。
霊視や占い師・シャーマンといったスピリチュアルな領域で、他者に影響をあたえる人や、ハイヤーセルフにおける自己知覚でもアカシックリーディングが使われています。ここでもアカシックレコードから得られる情報は、リーディングをする人の魂・意識レベルによって違いがでてきます。
まして、のぞき見志向から情報を不必要に拡散させる意図がある場合は、アカシックレコードから得られる情報は限られてしまいます。
5.アクセスできないときに確認すること
1.瞑想の方法
瞑想を通じてのアカシックリーディングでは、しっかりと半覚醒に入ることが条件。アクセスが実感できないときには、まず瞑想の取り組み方法を点検しましょう。
2.リーディングの内容
リーディング内容も再度チェック。そもそもアカシックレコードは、「すべての人間が精神の根底でつながっている共通部分にある」のが前提です。
意思が明確になっているか確認してください。
3.のぞき見思考になっていないか
アクセスして得ようとしている情報は、あなたや他者とのつながりに有益な情報ですか? 再度確認するのが大切です。
6.アカシックレコードへのアクセスで注意すること
瞑想や催眠状態でアカシックリーディングをおこなう場合、セラピストや催眠療法士の指導・誘導のもとでおこなうこともあるでしょう。
アカシックレコードにアクセスするには半覚醒状態が条件。この状態は意識がとても影響を受けやすく、マインドコントロールを受けやすい状態です。
指導方法によっては、今までの日常からあまりにかけ離れてしまい、悪影響を受ける可能性があります。適切な指導のもとでおこなうよう注意が必要です。
アカシックレコードにアクセスが成功した人の体験談
アカシックレコードへのアクセスは、なにか特別な人だけができるように思われがち。しかし、取り組み自体は、それほどむずかしくありません。
むしろアカシックレコード(潜在意識)の内容を積極的に顕在意識のもとで活かす発想は、幾多の歴史的な人物が取り組んできました。
たとえば、長いひげの画像で有名な天才画家サルバドール・ダリが、アカシックリーディングを活用していました。
ダリの著書「50 Secrets of Magic Craftsmanship」から要約すると、
参考:lifehacker
あらゆるアイデアやヒントをアカシックレコードに求めて、彼はやがて巨万の富を得たのです。
誰もがダリのようにはいかないでしょう。しかし、現在もあらゆる分野で研究がすすめられています。
Facebookを創業したマーク・ザッカーバーグは、この第6感ともいうべき潜在意識と、テクノロジーとの融合をめざしており、テレパシーを実現するための技術を研究中。
『Building 8』というプロジェクトは、「ブレイン・コンピュータ・インタフェース」という、脳とコンピュータとの融合を目指しています。
アカシックレコードは占いなの?
はっきりとした区分はありません。現にアカシックレコードと占星術を併用して、恋愛などの運気を予想することもあります。
最近は「アカシックレコード占い」といった占いサービスもあります。
四柱推命や数秘術、タロットや姓名判断などさまざまな占いがあります。これらは干支や数、カードなど、ある種の組み合わせです。学術や統計といったスキームにもとづいて、どこに対象者が該当するかをみて、将来を予想します。
「アカシックレコード占い」だと、リーディングをおこなう人の魂、認識レベルによって得られる情報に差が出ます。
最終的な未来は、あなた自身の思考と行動になるが アカシックリーディングのスタンスです。
アカシックレコードへのアクセス方法のおさらい
潜在意識にアクセスしてデータを引っ張ってくるのは、すでに意識せずともおこなっているかもしれません。
同じようにアカシックレコードは誰でもアクセスできます。そうやって人生の選択やものごとの判断に役立てるにはとても有効なのがアカシックレコードです。
アカシックレコードへのアクセス方法は、
- 日頃からのルーティーンとして(習慣)
- アクセスする準備段階
- アクセスするとき
- リーディング
- アクセスできないときに確認すること
- アカシックレコードへのアクセスで注意すること
6つのポイントを注意しながらおこなってください。
アカシックレコードへリーディングすれば、
- 過去のできごとや自分の過去について
- 自分自身を知る
- 人間関係や恋愛の悩み
すべての情報が手に入ります。
あなたが望む未来を創造する、一助になることを願っています。