夢を見ることは、あなたの本当の気持ちを知るために、とても大切なものです。
しかし、さっきまで見ていた夢が一瞬で忘れたり、あなたが嫌っている人が出てきたり理解できないことも多いですよね。
実は、夢にはちゃんと理由があり、なぜ変な夢を見るかもわかっています。
今回は、よくある夢の疑問・質問をお伝えします。
何とも思っていない人が夢に出てくるのはなぜ?
心を整理する目的で、何とも思っていない人が夢にあらわれるといえるでしょう。
何とも思っていない人どころか、赤の他人だって、夢の中には登場しますよ。それは、他人の姿を借りて、夢はあなた自身を見つめさせているのです。
どう言うことかというと、何とも思っていない人は、夢の中であなた自身を象徴しています。その人に好感を持ち、親しくしているようなら、あなた自身を肯定しています。しかし、反対に嫌悪感を持ったなら、自己嫌悪のあらわれというわけです。
また、何とも思っていない人と夢の中でデートしたり遊んだり、おしゃべりするのは、願望や満たされない思いを夢で解消しているのです。何度も見る夢には意味がある?
そもそも夢とは、深層心理が語りかけるあなたへのメッセージであり、何らかの気づきをうながすもの。
そうであるなら、何度も見る夢には大きな意味があると考えられます。あなたが夢の意味に気づかないからこそ、何度でも同じ夢を見せて、注意をうながしているのです。
何しろ無意味なメッセージなどあるはずがなく、ある種の例外を除いては、すべての夢に意味があるといえます。しかも、大事なことだからこそ深層心理が何度でも語りかけてくるのです。
また、夢が語ろうとしていることを1度でも把握できたのならば、同じ夢 を何度も見ることはないでしょう。
正夢や逆夢というのは本当にあるの?
夢占いの場合、正夢と逆夢という考えがあります。
- 正夢とは夢が現実になること
- 逆夢とは夢で見たこととは反対のこと
夢が現実になるのは正夢だけだとわかりやすいのですが、なぜ現実と反対の逆夢があるのでしょうか?
たとえば、あなたがお金儲けの夢を見たとします。
これはあなたの浪費グセ。金銭的なだらしなさを暗示しています。
大金持ちになるのは誰でもうれしいですよね。しかし、有頂天になってお金を使いすぎることもあります。当然使えばお金はなくなります。
逆夢の場合、お金儲けの夢は、あなたに金銭感覚を養いなさいというメッセージなのです。
寝てるときに見る夢と白昼夢の違い
- 寝るときに見る夢は非現実的でありえない状況の夢
- 白昼夢はリアリティのある実際に起こるような状況で見る夢
寝てるときに見る夢に対して、白昼夢とは、日中目が覚めているときにぼんやり流れる映像のようなものです。
寝ているときに見る夢も、白昼夢も深層心理にあるイメージを表しています。
しかし、睡眠中の夢は不安が化けものという姿になってあらわれたり、愛情が卵のようなものであらわれたりします。
あなたの心の中を別の形で表現しているのです。
表現の方法は人それぞれなので、あまりにもありえない状況の夢を見る場合も。一方、白昼夢は、あなたの願望やあなたの欲求をそのままの形として表現しています。
「心が満たされていないという思い」を対処する手段として、白昼夢を見ていると考えられています。
途中で終わった夢を見る方法
夢は深層心理から形成されているので、潜在的なところまでしっかり願うことができれば、続きを見ることができます。
誰でも一度や二度は夢の続きを見たいと思ったことがあるのでは? しかし、夢の続きを見ることができない場合もあります。
夢のメカニズムを理解できれば途中で終わった夢を見ることは可能です。
なぜなら、深層心理は私たちの返答を待っています。
途中で終わった夢を見る方法として、あなたが心から「続きが見たい」「見せてください」という気持ちを持つのです。
具体的には、夜寝る前に心を落ち着かせて前回見た夢を思い出し、「この続きを見せてください」と願いましょう。
夢をよく見る人と見ない人の違いは
スピリチュアル的には、あまり夢を見ない人の場合、自分の内面にあまり関心を持っていないのでは? と考えられています。
自分の内面や、問題意識に興味があれば、夢にも興味があり夢を記憶できるはずです。
夢はレム睡眠と言って、浅い眠りの時に見ます。
ある実験で、普段夢を見ないと言う人を強制的にレム睡眠の時に起こすという実験がありました。その結果、夢を見ていたと報告されています。
夢を見ていないという人は、覚えていないだけで実際は見ているという定説です。だからあまり夢を見ないと言う人は、目覚めるときに問題がある。
眠りが浅いレム睡眠の時に、自然と目が覚めたらさっきまで見ていた夢を覚えているはずです。
逆に覚えていない人は、ノンレム睡眠と言って眠りが深いときに強制的に目覚まし時計で目覚めている可能性があります。
このような場合は、眠りのサイクル(90分サイクル)で逆算して目覚めるようにしましょう。
夢は疲れているときには見ない?
夢は疲れているときほど見ている可能性が高いです。
それも肉体的な疲れより、精神的な疲れのほうが見やすいでしょう。
夢というのは心の中を表してくれています。心の中の不安や葛藤などを化け物など違うイメージとして表現することが多いです。
心身相関と言って心と体はつながっています。
だから、精神的に疲れているときは肉体的にも疲れているはずです。疲れているときは、精神的・肉体的どちらでも夢を見る場合が多いでしょう。
夢は歳を重ねると内容が変わってくる?
子供の時ほど夢を見る時間が多いといえます。なぜならば、子供の時ほど睡眠時間が長く、夢を見るレム睡眠の時間も多くなります。
しかし、大人になってくると睡眠時間は短くなってきて、レム睡眠の時間も短い。さらに、夢は心の中の不安や、葛藤などを表現してくれるものです。
だから、若い頃は経験が少ないため、子供だったら怪獣が出てくる夢を見て泣いてしまうこともあります。
思春期の場合であれば、性的な表現が多い夢を見ることが多いです。
当然大人になれば色々な経験をしてきているので不安や、葛藤などは出ていきづらくなります。だから、夢の内容は年齢によって変わってきます。
夢と現実の境がわからなくなり不安になるときがあります
夢と現実がわからなくなって、もむしろ当たり前と考えておきましょう。
不安になる場合もありますが、夢というのは現実で起こったことを脳の中で処理しています。だから、現実と同じと考えてもいいかもしれません。
ただし、夢は日常で体験する事情や感情とは違っています。
普段あなたの心の奥深くにある事柄を表してきているのが夢です。
夢を見て現実なのかとわからなくなることもあると思いますが、これはあなたの心が描き出したものです。
現実の場合は、あなたがちゃんと存在しものを見たり、聞いたりします。初めて見るものもあり、何らかの感情が伴い印象に残るでしょう。
夢の世界も現実の世界も感情が動く変わりがありません。
同じ夢を見ても 吉夢になることもあれば凶夢の時もある
別々の人がまったく同じ夢を見たとしましょう。
- 自分の不幸を嘆き暮らしている人
- もうひとりはとてもお金持ちで満ち足りている人
このふたりが全身に泥が降りかかる夢を見たとします。
泥というのは困難ということを象徴。だから、泥が降りかかる夢というのは、「苦しい状況に追い込まれる」ことを予想したものと考えています。
お金持ちの人は、幸福が逃げていき困難が訪れることを意味するでしょう。
ところが、不幸を嘆く人の場合、もうこれ以上落ちることはありません。だから不幸を嘆いている人にとっては、運気が上がってくることを暗示した夢になります。
極端な例ですが、同じ夢でも個人の取り巻く環境や、悩んでいること、過去の経験によって同じ夢でも吉凶が変わってきます。
夢は心の中をうつす鏡です
あなたの見る夢は、潜在意識の中に埋もれている不安や葛藤、願望を表現しているかもしれません。
夢の理由を追求していくと、あなたの本当の気持ちがわかるでしょう。