夫婦仲が悪い女性の友人から相談された……。そういった場合、どうすればよいか困ってしまうかもしれません。
とくに女性側が悪いふうにみえると、より悩むことでしょう。
今回は夫婦仲が悪い女性の特徴や子供への影響、また改善方法についてご紹介します。
自分に心あたりがあるというかたも、参考にして改善をはかっていきましょう。
1. ヒステリックに夫を攻撃する
ヒステリックに夫を攻撃するようでは、夫婦仲は悪くなる一方です。
このような女性は、まず関係も冷めきっているでしょう。
攻撃をすることは、夫に不満や悪意を持っている証。
ストレスを抱えて、ついヒステリックになってしまうのかもしれません。しかし、どういった理由があるにせよパートナーにあたるのはよくないこと。
夫からの印象も、非常に悪くなりやすいでしょう。
欠点をなおしてほしくて注意するのと、感情的に攻撃するのはまったく違うこと。
感情的に不満をぶつけるのでは、決して夫のためにはなりません。
妻のペースを無理やり押しつけているともいえるでしょう。
こうなると夫は家庭内で安心できなくなり、離婚や不倫につながることも。
生産性もないため、次第に関係が崩れていってしまいます。
想いをわかってほしくて、感情をぶつけている人もいるでしょう。しかし、こういった方法ではまず相手もわかってくれません。
良好に想いを伝えたいなら、感情的にならないよう工夫をしてください。
2. 夫とのスキンシップを拒否する
スキンシップを拒み続けてしまうと、夫婦仲は悪化してしまいます。
夫婦という関係は、一般的に愛し合う関係。
ときに夫は、妻にパートナーとしての関係を求めてくるでしょう。
それを拒絶するようでは、夫は妻の愛を疑うようになってしまいます。
もちろん過度なスキンシップは、夫婦といえどセクハラです。
暴力がともなうなど、夫に問題があるなら応じる必要はありません。しかし、そうでなければ夫は、心から妻を信頼してスキンシップを求めます。
その信頼を拒否されれば、夫は傷ついてしまうでしょう。
悪意や嫌悪感を持たず、なにげなく拒否し続けているかたもいるかもしれません。しかし、スキンシップを拒み続けることは、信頼関係に関わることを覚えておきましょう。
また、女性は嫌いな相手からのスキンシップに、強い嫌悪感を覚えやすいもの。
もし夫のスキンシップを受け入れたくても、拒否感が勝つなら話は別です。
自分でも知らないうちに、夫に苦手意識を持っているのかもしれません。
その場合は今一度、夫と心から話し合ってみるとよいでしょう。
3. 買いものや外食など夫婦で行動しない
夫婦で行動する機会がほとんどない人は、夫婦仲が悪くなりやすいでしょう。
ともに食事をしたり行動したりするのは、意外と重要なこと。
ちょっとした時間をともにするだけでも、信頼は深まっていくのです。
それをおろそかにしてしまうと、なんとなく接しにくくなってしまいがち。
夫婦仲が悪化する原因は、こういったささいなことがきっかけになるものです。
逆にいえば、夫婦仲が悪い人はささいな工夫をしていない人といえます。
互いに忙しく、ゆったりした時間が取れないこともあるでしょう。しかし、良好な関係を築くためには、あえて時間を作っていくのが重要です。
そうでないと少しずつ、関係が冷えていってしまうでしょう。
とくに買いものは、共同作業として連帯感を味わえる身近な体験。
食事もなにげない会話ができる、やすらぎの時間です。
これらは極力大事にして、夫婦の時間を作っていくことを意識してください。
4. 子供に夫の悪口をいう
子供に悪口をいうような状態だと、夫婦仲は良好といえないでしょう。
ちょっとした愚痴をこぼす程度なら、まだ大丈夫です。しかし「夫はダメ人間だ」など、否定的な悪口をいうのは危険信号。
不満がたまりにたまって、だれにいわないと気が済まなくなっています。
本人の前でいわないだけ、よいと思うかたもいるでしょう。しかし、子供の前でいうようだと、家庭の関係がギクシャクしてしまいます。
子供へいらぬ心配や、ストレスを与える恐れもあるでしょう。また、子供という家族相手とはいえ、陰口をたたいていることに変わりはありません。
陰口をたたくと、次第にそれがクセになってしまいます。
悪口ばかりになると、負のオーラで満たされて嫌な感じの人に思われやすくなるでしょう。
5. 会話がなく家庭内別居状態
夫とコミュニケーションをとらないと、夫婦仲は冷めていく一方です。
とくに仲が悪くなると、まったく会話のない家庭内別居状態になりがち。
会話がなくても通じ合っていける、そう思っているかたもいるかもしれません。しかし、コミュニケーションの第一歩は、なによりも会話です。
どういった相手でも言葉なくして、人と人はわかり合えないもの。
言葉を交わさないと、互いが互いをわからず信頼できなくなっていきます。また、不満や不平を覚えているとき、わざと相手を避けるかもしれません。
夫が話しかけても、妻が応えないなら夫婦仲は悪化していくだけです。
避けて無視しているだけだと、夫婦仲の改善は見込めないでしょう。
6. ムダ使いが多い
浪費家な人は、金銭的な問題で夫との関係に亀裂が入りやすいでしょう。
共同生活するうえで、夫も使う資金を勝手に使ってしまうからです。
服やアクセサリー、趣味への出費が多い人もいるでしょう。
ご褒美としてたまにならOKなものの、ひんぱんに高価な買いものをするのはよくありません。
もちろんそれだけ収入があるなら、話は別です。
また妻も稼ぎがよく、夫に収入を頼っていないならまだ大丈夫でしょう。しかし、余裕がないにも関わらず、浪費家な人は注意。
浪費グセがつくと、ストレス発散に浪費するようになります。
つまり夫への不満などをきっかけに、浪費を加速させることも。
あまりに浪費が多いと、夫から注意をされるかもしれません。
それにまた不満を感じ、浪費をする負のサイクルができることも。
自分が稼ぐにせよ夫に稼いでもらっているにせよ、ムダ使いはよくありませんよ。
7. 家事をやらない
家事をやらずにダラダラしているような女性は、夫婦仲も悪化してしまいます。
ただし、これは妻の立場にもよるでしょう。
妻が積極的に働き、夫が主夫として活動している家庭なら一概にいえません。
その場合は過度に心配することはないでしょう。しかし、専業主婦や妻が主要な家事を請け負うべき立場の場合、注意が必要。
やるべきことをやらずに怠けているようでは、夫からの印象は悪くなります。
夫の負担が増えて、次第にストレスから夫が病気になってしまうことも。
その場合、結局困るのは夫だけでなく妻も同じです。
もしなにか事情があって家事ができないなら、きちんと話し合っておくべきでしょう。
8. 人前でも口論する
人前でも口論をはじめるような女性は、夫婦仲が悪くなりやすい人です。
夫の行動に厳しく突っかかり、大声を出すような妻は要注意。
口論すること自体は、そういったこともあるでしょう。
かならずしも悪いことではありません。しかし、人前で騒ぎ立てるようでは、常識を疑われてしまいます。
非常識な人だと、夫も悪い印象しか持ってくれないでしょう。
人前で口論することの問題は、ふたつあります。
- プライベートを平気で漏らす
- 他人の迷惑を考えずに騒ぐ
どちらも他人からみると、非常に嫌な感じの人物に映ります。
お互い様な面もあるかもしれませんが、態度をあらためないと仲は悪くなる一方でしょう。
9. 夫の給料がいいから離婚しない
夫のことを給料目当てにみていると、夫婦仲が非常に悪くなりやすいもの。
人ではなくATM扱いされれば、だれでも不快になるでしょう。また、給料がいいからというだけでつき合っているようでは、愛は存在しません。
お金目当ての態度でいると、夫からも嫌われてしまいます。
夫に資金を頼っている状態で、もし離婚を切り出されれば困るのは妻のほう。
自分のためだけを考えても、こういった態度は悪手でしかありません。
10. 不倫をしている
夫婦仲が悪い女性は、不倫をしていることもあります。
現在の夫へ不満や物足りなさを感じるからこそ、別の男性を求めるのです。しかし、夫にバレれば取り返しのつかないことになりがち。
今後も夫婦でいたいなら、不倫はしないほうが身のためです。
「女性としてみられたい」「正直離婚からの、再婚を考えている」などあるでしょう。
理由はなんであれ、不倫は社会的にも倫理的にもよく思われないものです。
同時に不倫をする人は、欲が抑えられず常識に欠ける人ともいえます。
もし知り合いに不倫する人がいるなら、あまり関わらないほうがよいかもしれません。
夫婦仲を改善する方法は?
夫婦仲を改善するには、まず冷静になることが大事。
夫婦仲の悪い女性は、つい感情的になりやすいものです。
一つひとつを実践して、自分から改善に取り組んでみてください。
感情をコントロールし、気持ちに寄り添う
まずは感情をコントロールし、冷静になったうえで話すようにしましょう。
具体的には怒りそうになったら6秒ガマンする、深呼吸してみるなど。
そのうえで相手を尊重して、夫の気持ちを理解してみようとしましょう。
相手の気持ちに寄り添うことは、関係改善の第一歩です。
素直な心を持って、相手の考えを認めようとする努力をしてください。
認めきれなくても、認めようとするだけでもよいことです。
自分を振り返る
さらに一度、自分の行動を見返してみましょう。
さきほどご紹介したポイントを参考に、自分のことを振り返ってみてください。
もしかしたらここがよくなかったかも、と考えるだけで前進できます。
その反省があれば、かなり冷静になれるでしょう。
気付きがあれば、なぜ仲が悪くなってしまったかわかるかもしれません。
「ありがとう」「ごめんなさい」をいう
「ありがとう」「ごめんなさい」をしっかり伝えることも、重要なポイント。
ささいなことに思えるかもしれませんが、ちょっとしたことが大きな一歩になります。
感謝を伝えれば、夫の気持ちもほぐれて、自身の気持ちもやわらかくなれるでしょう。
自分から心がける少しずつの工夫で、一歩一歩改善ができます。
冷めてしまったからと諦めず、誠実な心を持って寄り添っていきましょう。
子供がいるなら子供への悪影響の恐れも
夫婦仲が悪いと、子供の成長に悪影響を及ぼします。
仲の悪い夫婦はつねに口論するなど、ギスギスとした空気を出すもの。
その空気に感化されて、子供はいいたいことがいえず感情を抑え込んでしまいます。
感情を抑えてしまうと、コントロール方法が学べなくなるのです。
成長後もキレやすく、ヒステリックな性格になりがち。また、他人の顔色ばかりうかがうようになり、心を閉ざしてしまうでしょう。
自分が愛されていないと感じ、他人を信頼できず非行にはしる可能性も。
はっきりいって、夫婦仲が悪いことで子供によい影響は決してありません。
子供のためをおもうなら、しっかり仲を改善していくべきです。
夫婦仲が悪い女性の特徴まとめ
夫婦仲が悪い女性は、コミュニケーションが足りず感情的な傾向があります。また、自分の役目をはたさず、愚痴や不満の多い人もいるでしょう。
自分や周りの人に心あたりがあるなら、まず感情のコントロール方法から学んでみてください。
以下のポイントをおさらいしておきます。
- 夫婦仲の悪い女性はヒステリックで悪口をいいがち
- スキンシップを拒み会話をしない
- ともに行動をしない
- 子供に愚痴をいい悪影響を与える
- ムダ使いをして家事もやらない
- 人前で騒ぎ怒りっぽい
- 夫の給料目当てにつき合っている
- 不倫をしている
- 夫婦仲を改善するには冷静になることが重要
- 自分のおこないを振り返り反省してみよう
- 「ありがとう」や「ごめんなさい」と、しっかりいうことも大事
- 夫婦仲が悪いことは確実に子供に悪影響
ぜひともこの記事を参考に、周りの人や自分自身の夫婦仲を、少しずつ改善させていってください。