夫の気持ちが冷めてしまったようで不安……。
夫婦生活が長くつづくほど、お互いの気持ちも変わっていきます。
妻に興味がない夫の心理もわからなくなるかもしれません。ただし、離婚はできるかぎり避けたいですよね。
今回は、妻に愛情がない夫の特徴、妻への気持ちがはなれた夫のサインをお伝えします。
愛情が冷めてしまった原因をチェックし、離婚を避けるための対処法もみていきましょう。
実践すれば、夫婦の冷めた気持ちは戻ります!
妻に愛情がない夫の行動14選
妻に関心のない夫。愛情が冷めてしまったかのような夫には、特徴的な行動がみられます。
夫の気持ちがはなれていく不安。なぜだかわからず、気になってしょうがないかもしれません。
LINEの既読スルーばかりでなく、あきらかに冷たい態度をとるなど、典型的な行動をみていきましょう。
1.夫婦の会話がない・LINEなど既読無視
夫婦の会話がない。あっても最低限の会話となるのが、妻への愛情がない夫の行動。
妻の会話に関心があるふりだけになることも。女性のおしゃべりに重要性を感じない男性的な思考もあるかもしれません。
よほど疲れているならいざ知らず、日常の会話がほとんどない日々がつづく。もしそうなら、夫の気持ちはあなたから離れている可能性も。
LINEの既読無視。あきらかに意図的であれば愛情が冷めています。
2.夫婦ふたりきりになるのを避ける
妻とふたりきりになっても、すぐにその場からはなれてしまうのが愛情の冷めた夫の行動。
せっかく大切な話をしようにも、すぐに別の部屋にいってしまう。夫婦ふたりきりを避けるのは、ストレスをかかえている夫の特徴。
せっかく一緒にいても、避けられてしまうのはさみしいかぎりですね。
一度帰宅してもすぐにどこか出かけてしまう。また妻との時間を大切にしない、あるいはできないそれなりの理由があることも。
3.給料(生活費)を家に入れない
愛情が冷めてしまったといって、家庭に生活費を家にいれない夫は未熟な人です。
妻への愛情は、ともに生活をしていく意思として仕事への態度にもあらわれるでしょう。
仕事をする目的のひとつは家族を守りたい気持ち。
家庭を支えるべく、妻にお金をわたすのは愛情と信頼があるから。
家にお金をいれないのであれば、家族としてふたりのつながりも不安定になる可能性があります。
4.妻のルックスや体調の変化に興味がない
夫にはルックスをほめてもらいたいし、身体も気づかってほしい。ただし、妻に愛情がない夫は、ルックスの変化に気がまわらないことも。
もともと男性は、共感力が低い傾向。夫婦であれば鈍感になりがち。さすがに、妻の体調を気づかわないようであれば、愛情が冷めただけではない、人としての対応にも疑問符がつきますよね。
ご主人があまりにそっけない態度をとるようであれば、よっぽどなにかしらの遺恨があると考えてよいでしょう。
5.スキンシップの拒否やセックスレス
妻に愛情がない夫は、セックスレスが苦になりません。
たとえお互い愛情があっても、日本人夫婦の半数以上がセックスレスといわれています。
参考:相模ゴム株式会社
子供がいる・いないにもよりますが、一度営みをやめてしまうと再開のきっかけを失う場合が多くスキンシップも減少するばかり。
妻のほうが悩んでいるようであれば、妻に対する夫の愛情は薄れている可能性があるでしょう。
加齢とともに性欲は減退していきますが、愛情が薄れるほど男性の減退は早いです。
6.夫婦や家庭の記念日などイベントに興味がない
妻の誕生日や結婚記念日を忘れがちな夫。忘れているだけならまだしも、知っていつつイベントをひらく意欲すらないのであれば、妻への愛情が冷めてしまっているのかも。
ささやかな言葉を贈るだけでもよいのですが、実行をともなわない愛情表現が苦手なのが男性。
記念日を大切にする女性にとっては、男性の鈍感さがどうしても気になるところですね。
イベントのきっかけを逃してしまうほど、ふたりの距離もはなれてしまうでしょう。
7.浮気をしている
妻への愛情が冷めた夫がおこなう、最大の悪徳が「浮気」。
結婚の誓いを軽く考えてしまいがちな男性ほど、浮気へのハードルは高くありません。
妻との関係だけでなく家庭をこわしてしまう可能性を考えられない男性は、とてもあやういです。
「バレなければよい」と考えていても、いずれわかってしまうもの。バレても開き直る軽薄な夫が、浮気をしやすいです。
8.帰宅が遅く連絡がない
仕事にかまけて、妻と一緒にすごす時間を避ける夫。
帰宅が遅く連絡もルーズになり、まったく予定を教えてくれないことも。
家庭を守るために、仕事に全力を尽くしているのは表向き。自宅が窮屈と考える男性は、帰宅も遅くなるかもしれません。
「忙しい」が口癖の夫ほど、妻に対する愛情が冷めている可能性はあるでしょう。
マメに帰宅時間を連絡するのを嫌うのはどちらかといえば男性。ただし、結婚関係においてあまり連絡がルーズになるもの考えものです。
9.スマホを手放さない
妻よりもスマホをみるばかりの夫。
妻への愛情が冷めた夫は、スマホばかりに意識が向かい多くの時間をついやす傾向も。
スマホをみてばかりで、妻よりもスマホを優先してしまうのであれば危険信号。
逆に依存性もあるスマホが、妻との関係をくずしてしまう原因となるケースも多いといえます。
妻への愛情そっちのけで、スマホに集中してしまう夫には要注意です。
10.名前で呼ばない
妻を名前で呼ぶのは、夫がしめす愛情のバロメーター。ちゃんと妻を名前で呼ばない夫は、すでに愛情が冷めている可能性も。
用件だけで会話をすませるほど、相手の名前を呼ぶ回数は減ります。必然的に一緒にいる時間が短くなる傾向。
1日に何回、名前を呼ばれるか数えてみましょう。数週間名前を呼ばれていないのであれば、夫の愛情を疑うべき。
妻を名前で呼ばないのは、妻に対する夫の愛情が減ってきているひとつの目安です。
11.妻の実家には行かない
妻への愛情がないほど、妻の家族に対する態度も冷淡になるでしょう。
妻の両親にあいさつをしない夫。後ろめたさの理由はさまざまですが、愛情不足が露呈するのをおそれている可能性も。
妻の実家は完全なるアウェイと感じてしまうほど、足が遠のきます。
もとより妻の両親もしっかりと愛せるような人は、妻への愛情も失うことはありません。
12.家事や育児に興味がない
家事育児は妻の仕事。自分にはできないと思い込んでいる夫は、妻への思いやりすらもてません。
男性はいつまでも子供。ただし、親の自覚が欠けているような夫の態度は、妻からみればガッカリするばかり。
子供の成長をよろこびと感じられず、妻や子供との時間を大切にしない夫は、愛情に欠けているといわざるをえません。
妻への愛情不足は、子供への健全な成長をさまたげることもあるでしょう。
13.キレやすい
ネガティブな感情をそのまま妻へぶつけてしまう。自制のきかない態度をとりつづける夫はナルシストの資質があることも多いです。
妻が自分の思いどおりにすべく、「怒り」の感情をおさえることができません。むしろ、キレることで、離れようとする相手をコントロールしたいともいえます。
妻への深い愛情が根本にあればよいでしょう。しかし、ひたすら妻への支配をもとめる夫には、ゆがんだ精神性がみえかくれします。
14.食事の用意があたり前と思い感謝しない
家に帰れば、食事があたり前のようにつくられている錯覚。妻への愛情すら忘れてしまっていることも。
一家の主なんだから、食事をつくってもらうのはあたり前。そんな意識から妻への感謝もしなくなります。ただし、食事の準備をしなければ、いてもたってもいられない妻の心理。そこにもたれかかる夫。
妻の献身的なおこないが夫をダメにしている場合もあります。いわゆる「共依存」関係にあるのは、少しゆがんだ愛情といえるかもしれません。
離婚を迫られたけど離婚したくない場合の対処法7つ
夫と妻、どちらか一方にすべて非があるわけではないのが離婚。もちつもたれつの夫婦関係。
夫から離婚を迫られたが、なんとか離婚だけは避けたい。
離婚せずに夫との関係を修復したいあなたへ、7つの対処法をお伝えします。
1.離婚になることも想定しておく
あなた自身が自立する覚悟をもつ。離婚した場合を想定して、あらためてふたりの関係を冷静にうけとめることができます。
逆説的ですが、結婚に執着しないほど心に余裕が生まれるため、夫婦関係もポジティブに修復できるはずです。
わかっていたつもりでも、なかなか相手のよさがみえなくなってくるのも夫婦。自分を向上させる意識をもちながら、これまでの思い出をつむいでいきましょう。
これまでとは違うあなたの自立した態度が、ふたたびふたりを引き寄せます。
2.夫へ依存しすぎていないか確認する
自分のために時間をつかうことが大切。夫に尽くす態度があまりに強すぎると、いずれ夫とともに生活が破綻してしまうおそれがあります。
夫が悪い方向に向かっていても、止めるでもなくむしろ助長してしまうのが「共依存」の関係。
共依存とは、自分と特定の相手が互いに過剰に依存し合い、その関係性に囚われている状態のことを指します。
引用:womenshealth
ダメ夫の世話を焼くことで、自分の存在価値を確かめる心理です。
夫への依存に気付き、少しずつ修正していきましょう。一時的には距離ができるかもしれませんが、本当の意味でふたりの関係は発展していきます。
3.夫への愛情を確認しない
いきすぎた愛情の確認は、夫の気持ちを離れさせます。
「愛されていないかも」の不安から、相手にすりよる深い情。自分が安心したいがために支配されたいという無意識な依存は、夫の気持ちを重くしてしまうでしょう。
ひんぱんなスキンシップや「愛している」の言葉をあまりに求めすぎるほど、夫は妻をうっとうしく感じてしまいます。
日々の心地よいコミュニケーションのひとつととらえて、軽く接するのがちょうどよいでしょう。
4.冷たくされても反発せずにポジティブ思考でいる
夫の冷めた言葉にすぐ反発するのは禁物。勢いにまかせてマウントをとるほど、さらに夫の気持ちは萎えてしまいます。
感情にうったえる会話では女性が優位。男性はタジタジになりますが、心のなかではドン引きしている可能性も。
あまりに多くの言葉をかぶせてしまうことで、気付かないうちに夫の気持ちを傷つけてしまうでしょう。
焦る気持ちをおさえつつ、あなた自身がポジティブでいることが、離婚を回避するための基本的態度になります。
5.夫が家で落ち着ける場所をつくる
おたがいが自由な時間や空間をもてるよう意識し配慮すると、良好な夫婦関係を維持できます。
独自のライフスタイルをもつのは男性・女性に変わりありません。
趣味にいれ込む夫。妻そっちのけで、ときに散財している場合もあるかもしれません。ただし、夫のライフスタイルに対し、あまりに注文をつけすぎ否定をしてしまうと、家にいるのがつらくなってしまうでしょう。
ひとつのことに没頭しやすいのは男性の脳。落ち着ける場所を家につくってあげると、妻にも心を寄せる余裕が生まれるはずです。
6.新しい共通の趣味を見つける
趣味や関心が同じ方向にむくと自然にコミュニケーションが生まれ、相手にもやさしくなれるでしょう。
楽しい時間を共有すればするほど、ふたたび相手への好感度があがります。
ペットを飼うなどは、夫婦間の関心をとりもつパートナーとしてとてもよい関係をもたらすことも。
夫や妻それぞれの趣向を自由な思考でうけとめて共有してみましょう。夫の意外な一面が発見できるかもしれません。
7.新しい趣味や資格を見つける
夫とすごす以外にも、楽しみの時間をもちましょう。
夫婦一緒にすごすのも大切ですが、いつも同じ趣向でいるのはむずかしいもの。自分の時間も大切にして、かえって夫との距離が心地よいものになるでしょう。
料理を極めるのもよいですし、ヨガやウオーキングでリフレッシュするもよし。没頭できる趣味や資格があることは、しあわせなこと。
なにかに率先して取り組むあなたの姿は、夫の目にも魅力的にうつるでしょう。
妻に愛情がない夫の行動のまとめ
妻に愛情がない夫の行動について14の特徴、離婚したくない場合の対処法7つをお伝えしてきました。
一時は愛し合って結婚したふたりですが、大人として成長していくうちに離婚の選択もあるかもしれません。
長い結婚生活では、妻に愛情が冷めてしまうのはあるていどは仕方のないこと。夫への愛情も同じです。
どちらにも原因があると考えて、気持ちを修復していく対処法をぜひ試してみてください。きっとうまくいきます!