好きだけど別れた男性は、多くの人が未練を残すでしょう。たとえ自分から振ったのに後悔する男性もいます。
今回は女性にはわかりにくい、好きだけど別れた男の未練について心理分析をおこないます。
研究論文『破局後の恋人たちの関係性』も参考にしています。
お互い好きだけど別れたとき男性に未練はある？
お互い好きだけど別れたときに男性は、ほとんどが未練を残します。女性には理解できない面も解説します。
- 別れた直後は解放感
- その後に未練を残しやすい
- 振った側でも後悔してしまう
- 未練が男性の心理をゆさぶる
1.別れた直後は解放感
好きだけど別れてしまった彼ですが、別れた直後はすっきりした感情でいっぱいです。
別れた直後は、自分の時間を有効に使って、趣味や勉強などに打ち込んだり、友人や家族と楽しく過ごしたりするでしょう。
好きだけど元カノとは距離をおいて、あらたな自分を発見する機会ととらえて、今の状況を変えたい心理がはたらいています。
2.その後に未練を残しやすい
好きなまま別れてしまった男性ですが、女性よりもあきらめにくいタイプの人が多いため、時間がたつと未練を感じやすい傾向があります。
別れた相手との思い出や共有した時間が多かった場合、ふとした瞬間に思い出してしまい、さみしくなってしまうでしょう。
相手からの連絡や思わぬ再会など、ちょっとしたきっかけを求めはじめるのは、未練を残している証拠です。
3.振った側でも後悔してしまう
好きで別れてしまって未練が残るのは、男性が振った側でも同じです。
振った側が別れの決断を下すため、相手を傷つけるケースが多く、後悔してしまいます。
また、自分自身が新しい出会いに恵まれず、ひとりでいる時間が長くなったり、相手が新しい恋人を見つけたりすると、より過去の別れを後悔してしまうでしょう。
後悔しても過去は変えられないため、好き同士で別れてしまった未練が断ち切れなくなります。
4.未練が男性の心理をゆさぶる
お互い好きだけど別れてしまった男性にとって、未練は新しい恋愛に踏み出せなくなる、罪悪感を感じるため、心理的につらくなります。
男性は未練を断ち切るために、自分の感情を整理し、冷静に状況を見つめようとしますが、どうしても元カノとの楽しい思い出にすがりたくなります。
未練が長引くほど、男性には心理的に重い負担がかかるでしょう。
お互い好きだけど別れる理由3つ
お互い好きなのに別れるには、理由があります。もちろん、個人差がありますが分類できます。
- 価値観の違い
- 気持ちのすれ違い
- ほかに優先したいことがある
1.価値観の違い
お互い好きだけど、金銭感覚や将来観など、どうしても譲れない価値観が違うと別れる理由になります。
結婚や共同生活を考える場合、一方が家族との時間を重視していても、もう一方が自分の趣味やキャリアを優先する場合にはより問題が深刻になります。
いくら好き同士でも、価値観が違うとお互いの関係を悪化させ、すれ違ってしまうでしょう。
2.気持ちのすれ違い
お互い好きだけど別れてしまう理由のひとつが気持ちのすれ違い。
時間の共有が少なくなると、感情の変化が大きくなります。仕事や家庭の問題などでストレスを抱え、相手にあたってしまうと関係が悪化し別れてしまうかもしれません。
お互いに相手を想う気持ちはあるのに、ストレスが大きすぎると、感情が冷めてしまいます。
3.ほかに優先したいことがある
好きなままと別れる理由はさまざまですが「ほかに優先したいことがある」場合もあります。
また、家の事情で、そうせざるを得なくなった可能性もあります。
女性のほうも家庭や子育てなどの優先事項が生じると、彼への気持ちが変化するかもしれません。自分自身の成長や変化によって、相手との関係に疑問を感じるようになり、別れを選択する場合もあります。
一度は愛した相手だからこそ、未練を残してしまう状況もあるでしょう。ただし、それぞれの優先事項があるため、別れざるを得ないです。
お互い好きなら決断する前にじっくり考えるべき
好きなまま別れたあとも、お互い好きな気持ちがある場合、復縁したくなる気持ちはよくわかります。しかし、復縁を決断する前に、自分たちの状況を慎重に考えるべきです。
別れたあと、相手とどうなりたいのか、さまざまな考えがあるでしょう。
復縁してまた一緒にいたいと思う人もいれば、友達としての関係を続けたいと思うかもしれません。
復縁は、簡単ではありません。自分が本当になにを望んでいるのかをじっくりと考えてみましょう。
本当にそれで後悔はないか、客観的に考えつつ、友人にアドバイスをもらうなどがおすすめ。
お互いに納得したうえで復縁すれば、再び幸せな関係をきずけます。
お互い好きだけど別れたそのあとすべきことは？
さみしさや思い出が多くなると、復縁したくなります。別れたあとは3つの選択肢があると思います。
それぞれ、解説します。
- やっぱり好きと元カノと復縁する
- 元カノと友達関係に戻る
- 元カノと縁を切ってしまう
1.やっぱり好きと元カノと復縁する
好き同士で別れたあと、相手を忘れられず、やっぱり好きなのはおかしくありません。
別れたあとも、お互いに愛し合っていたなら、元カノと復縁しようとするでしょう。
ただし、元カノの気持ちが変わっているかもしれないと、不安になった彼から連絡をしてくるかもしれません。
すぐに以前のような関係に戻れるわけではありません。あせらずに時間をかけて、お互いの信頼関係をきずく意識が大切です。
復縁を成功させるためには、お互いに成長し、反省する必要があります。
別れた原因をしっかり解決をしましょう。それをしっかり理解したうえで復縁を考えるとよいです。
連絡はひかえて冷却期間はとる
好きなまま別れた彼は、すぐに元カノに連絡をとりたくなってしまいます。しかし、復縁を考えているなら、すぐの連絡は避けて冷却期間をとってください。
冷却期間をとらず、すぐに連絡を取り合うと、お互いの気持ちを再燃させてしまうためです。
冷却期間とは、別れた原因を解決する時間や、自分自身を見つめ直し、成長する時間でもあります。
向こうから連絡があった場合は、応じてもかまいません。しかし、復縁を迫るような態度は避けるべきです。まずは、お互いの近況を話し、再び関係をきずく意識を大切にしましょう。
冷却期間は、友人としてやりなおすのにも効果的。冷却期間をへて、お互いをよく理解できれば、よりよい関係をきずけるかもしれません。
復縁を考えているのであれば、ぜひ冷却期間を検討してみてください。
2.元カノと友達関係に戻る
好きなまま別れた彼は、元カノと恋人としてやっていけなさそうであれば、友人に戻るのもよいと考えます。
むしろ友人としてなら逆にうまくやっていけるかもしれません。
しかし、ただ恋人のような友人のような、あいまいな関係（身体だけの関係など）になってしまいやすいため注意が必要です。
あいまいな関係でいるくらいなら、お互いに吹っ切れる努力をして、新しい恋を探すほうがよいでしょう。
元カレと友達関係に戻りたい理由はなんでしょうか。
- 元カレを忘れられないから？
- 友達として一緒にいたいから？
理由が明確でない場合、友達関係を続けるのはむずかしいでしょう。
元カレのほうも友達関係に戻りたいと思っているなら、お互いに新しい関係をきずく必要があります。
お互いの気持ちや時間の配慮、プライバシーの尊重が大切です。
元カレと友達関係に戻るには、時間と労力がかかります。それでも元カレを失いたくないのであれば、友達関係を続ける価値はあるでしょう。
3.元カノと縁を切ってしまう
好きなまま別れた彼は、元カノとやっぱり縁を切りたいと思っている場合もあります。
どうしても譲れない理由があるのなら、縁を切ってしまうのもひとつの方法です。
元カレと縁を切るには勇気がいります。
後悔する前に、じっくりと考えるべきです。
- 復縁の可能性がないから？
- ほかに好きになった人が忘れられないから？
縁を切る理由を明確にします。
元カレが納得していないのに、一方的に縁を切るのはよくありません。
元カレに縁を切る意思を明確に伝えて、お互いの将来に支障がないよう配慮しましょう。
好きだけど別れた男の未練についてまとめ
お互い好きだけど別れたとき、男性に未練はあります。
男性心理として、
- 別れた直後は解放感
- その後に未練を残しやすい
- 振った側でも後悔してしまう
- 未練が男性の心理をゆさぶる
お互い好きだけど別れる理由は、だいたい3つに分類できます。
- 価値観の違い
- 気持ちのすれ違い
- ほかに優先したいことがある
お互い好きなら、別れるか復縁するかを決断する前は、じっくり考えるべきです。
別れたそのあとにすべきこと・考えるべきことは、
- やっぱり好きと元カノと復縁する
- 元カノと友達関係に戻る
- 元カノと縁を切ってしまう
よほどのことがないかぎり、男性は別れたあとに後悔・未練が残ります。
あなたも彼氏への未練があれば復縁は、容易に感じるかもしれません。だけど、しばらくは冷却期間をもうけて、お互い同じ未来を歩めるのか考えるとよいでしょう。
