「青が好き」という人はけっこう多いのではないでしょうか。
服や車、アクセサリーなど多くのものにつかわれているのが青色。
スカイブルーやコバルトなど色の濃淡で種類が豊富な「青」。それぞれの色を取り入れている人の心理状態を幅広くあらわしているとすれば興味深いところです。
知的で繊細な青好きの人をもっと知りたいあなた。
今回は青が好きな人に焦点をあて、「青」を選ぶ人の心理や性格、恋愛傾向をお伝えしていきましょう。青い服の活用法や、スピリチュアルと「青」の関係にも迫っていきます!
青を選ぶ心理
濃淡やあわせる色によって意味合いが違ってくるのが「青」です。
あえて青を選ぶときの心理とはどのようなものでしょうか。
- 静かな心を取り戻してリラックスしたい。
- 状況に応じて理性的な自分をみせたい。
さまざまなケースで、青を選ぶ心理を分析していきましょう。
1.青が好きになった心理
静かに心を落ち着けて、自分自身と向き合いたい。青に惹かれるときの心理です。
青を選ぶことが、心の平静を保ちたい気持ちにリンクします。
急に「青」の色彩ばかり選ぶようになったのは、少し精神的に疲れているからかもしれません。
考えごとをする環境、机まわりのデスクマットや書類ケースなど、視界を青色で埋め尽くすと、精神的な落ち着きをもたらします。
感情に流されず適切な判断をしたいとき、青が好きになるのです。
2.赤と青が好きな人の性格
「二面性」をもちあわせているのが、赤と青が好きな人の性格。
活動性をしめす赤と理性的である青、ふたつのイメージが性格にあらわれます。
場面に応じて動と静を使い分けられる器用な人ですが、周囲の人は少しとまどうかもしれません。
赤と青は「水と油」のようなイメージ。相反する色彩が心のなかに同居しているため、情熱と冷静のどちらかが優位となるでしょう。
赤と青が好きな人は、内的に意図して赤と青のエネルギーバランスをとっています。
「気分屋さん」とみられがちですが、繊細であり強い感受性をもつのが赤と青が好きな人です。
3.スカイブルーが好きな人の心理
突き抜ける空のごとく、おおらかでありたい人はスカイブルーを好きになります。
淡い青は海や空をイメージするアースカラー。青に「広大さ」をもとめる人の心理。
青といっても色彩はさまざまであり、濃淡によって青をもとめる心理的背景は違います。
スカイブルーのような淡い青をもとめるときは、人と会うときなど「やさしさ」「おおらかさ」を表現したいとき。
青のなかでもポジティブな印象とともに、前向きな心理に寄り添うのがスカイブルーです。
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青が好きな人の性格は?
理知的であり、常に落ち着いているのが青が好きな人の性格。冷静な思考がモットーであり、周囲の様子がよくみえています。
淡い青が好きなほど想像力が、濃い青が好きなほど洞察力がすぐれているのです。
感情的になることはほとんどありません。偏った思考を嫌うため、相手の評価には慎重であり、人間関係のバランスを大切にします。
やさしさや包容力が根底にあるのが青の好きな人ですが、自分の思考に固執して悩んでしまう一面も。
周囲の「ユルさ」に我慢ならず、不満を抱きやすいのも青が好きな人の性格です。口に出さないためストレスをため込んでしまうこともあるでしょう。
性格的には、グループのなかでリーダーを補佐する脇役・ブレーンの立ち位置にいることが多い青好きの人です。
青が好きな人の恋愛傾向
- 青が好きな男性は、おおっぴらに女性とイチャつくことはせず、堅実な恋愛を望みます。恋愛状況を分析しつつ、相手のことをしっかりとみています。
- 青が好きな女性は、献身的な愛情をもって相手に接します。自分からアプローチする熱愛よりは、少しずつ温めあう恋愛を望みます。
青が好きな人の恋愛はどうしても「高望み」をしてしまいがち。おのずと相手を「待つ」姿勢となりますが、きっかけがあればどんな相手でもやさしく接してくれます。
男女別に青が好きな人の恋愛傾向をみていきましょう。
1.青色が好きな男性の恋愛傾向
恋愛にはかなり慎重であるのが青が好きな男性。
思慮深さから、相手を好きという自分の感情すら冷静に分析しているのです。
職場やグループのなかで女性とイチャイチャするのを嫌います。まじめすぎて相手には少し冷たいイメージをあたえてしまうことも。
冒険せず保守的な恋となりますが、しっかりと相手のことを見ており、浮気をすることはありません。
ふたりきりになる機会があれば、女性のほうから距離をつめていくとよい感じになるでしょう。
2.青色が好きな女性の恋愛傾向
燃え上がるような恋とはいきませんが、そっと献身的な態度で相手と寄り添うのが青が好きな女性の恋愛です。
友だちは多くても、生きていくうえでは、恋愛のパートナーをもとめる優先度が低いため、恋愛のチャンスをみすみす逃してしまいます。
「いつかは自分にふさわしい人があらわれる」と考えて、つい「待ち」の姿勢になることも。かといって、あまり強引さも受けつけません。
「理詰め」のアプローチにて、ゆっくりと焦らず、おたがいの気持ちを確かめ育むような恋愛が、青好き女性にはピッタリです。
青が好きな人にあう相性は?
ものごとを筋道を立てて、一緒に考えてくれる人との相性がよいでしょう。
思慮深く論理的なのが青が好きな人。ときに「独りよがり」となってしまうため、客観的な意見でサポートをしてくれるパートナーは、おのずと心強い存在となるからです。
おなじ「青」を好む人との相性はよいといえます。青をイメージした環境にて、知的な会話を楽しむことができるでしょう。お互いが癒し癒される存在となります。
青好きな人にとって、楽しく知的な言葉のキャッチボールを続けられる人こそ、最適なパートナーでしょう。
青い服の恋愛効果は?
恋愛で「知性」を最大限にアピールするのであれば「青い服」を身につけるとよいでしょう。
落ち着いたイメージとともに、一緒にいて安心できるカラーは「青」。ヒーリング効果は絶大です。
ただし「冷たい」「感情がうすい」などの印象も。初対面ではむしろ相手を遠ざけてしまうかもしれません。
すでに、気心が知れているパートナーとの関係がこじれたときなど、仲直りするときに青い服を身につけると関係修復に役立つでしょう。
青い服は、人の心をさわやかにリセットする効果があります。
青のイメージ・意味
青色が好きな人は圧倒的に多く、嫌いという人は少ないのではないでしょうか。
- 清涼感
- 集中力・冷静な判断
- 悲しみ・不安
青のイメージ・意味の3つをお伝えしていきましょう。
1.清涼感
空や海、水など天然色のイメージから、涼しげな印象をもつのが青色です。原色のなかでも唯一の寒色系である青。クールな印象から世界の人々に好まれる色彩です。
清涼飲料水やデオドラントなど、夏場に登場するさまざまな商品の包装にもちいられているのが「青」ですよね。
青の濃淡で「涼しさ」「さわやかさ」を演出できるため、人気のある色といえるでしょう。
2.集中力・冷静な判断
ここ一番の集中や冷静な判断がもとめられるシーン。「青」がもたらす心理的な効果は大きいです。心理学でも血圧や心拍数を下げるなどの効果が注目されています。
スポーツで陸上のトラックや卓球台、柔道着などで採用されている色彩が「青」。競技者の集中力が増すことで好記録が期待できるのです。
興奮の抑制や頭の回転をあげるのに、青のイメージが役立ちます。
3.悲しみ・不安
デリケートな印象の青。悲しみや不安などのネガティブな感情と結びつきます。
「後退」「鎮静」といった意味をもつ色であるため、繊細な感情にマッチするのが青色です。
海辺にいると時間がゆっくり流れる感覚をもつのは、青のイメージで心の不安を整理させたい心理があるから。
人間の不安な気持ちを受けとめられるのが「青」です。
青が好きな人のスピリチュアルな意味
「浄化」とともに執着から解き放たれる。自己表現とともに新しい人間関係をつくりあげていくのが青のもつスピリチュアル的意味です。
好きな色が変わるとすれば、「青」が好きになった人も多いことでしょう。
みずから人との関わりを創造していく、気の流れをつかさどるのが「青」。
あわせて父性などの「権威」をしめすのも青のもつ意味です。謙虚さとともに「手の届かない偉大なもの」への敬意が青色とつながります。
山脈や水平線などを「青」と認識するのは、遠くにあるものの波長を「青色」ととらえる心理からです。
青が好きな人は「偉大なものに敬意をはらう」スピリチュアル的な感性をもった人といえるでしょう。
青が好きな人まとめ
青が好きな人の心理や恋愛傾向、相性などをお伝えしてきました。
青色が好きな人は、心の平静を保つことで、精神的疲れから癒されたい。
あらためて自分自身と向きあうことで前を向くキッカケとしたい心理があります。
冷静に周囲を分析しており、理知的な性格。恋愛では「待つ」ことが多いですが、相手との関係はとても大切にするのが青が好きな人でしたね。
青い服を身につけることでパートナーとの関係が修復されることも。
遠くの景色から「青」を感じる人は、スピリチュアル的にも「偉大」なものに対する敬意があるのかもしれません。
青が好きな人の心理をとらえ、アプローチするときの参考にしていただければうれしいです。