赤といえばどんなイメージを思い浮かべますか?
郵便ポストが目立つ赤のように、人目を引く華やかな色です。このような赤を好きな人もいれば、苦手だと思う人もいるはず。
赤好きの人はどんな性格で、恋愛傾向や相性に特徴があるのか? また、どんな心理効果があるのかもお伝えします。
赤を選ぶ心理
好きでもないのに、無意識のうちに赤を選んでいるときがあります。
それはいったいどんな心理がはたらいているのでしょうか。
急に赤が好きになる心理
以前は違う色が好きだったのに、突然赤が気になるのは気持ちがたかぶっているとき。
イライラしたり、ストレスがたまっていたりして怒りの感情が爆発しそうになっています。
また、「何かを成し遂げるためのエネルギーにあふれている」可能性もあり。
赤い靴を履く心理
赤い靴を選ぶ人は、自分が異性にモテることを意識しています。
情熱的な恋を示す赤は性的な興奮を掻き立てる色。無意識のうちに周囲の男性を誘惑するフェロモンを漂わせています。女性の赤いヒールはさらに効果的。男性は、ヒールの高い靴を履いた女性に対して、手を差し伸べたい気持ちを抱きます。
異性に愛されていると強く実感することで、自分に自信をもって輝けるのです。
赤い服を着る心理
活力を感じさせてくれる赤は、やる気を出したいときに効果的。
重要な会議やスポーツでの勝負など、重要な局面で赤を身に着けるとエネルギーがみなぎってくるもの。トランプ元大統領も赤のネクタイを好んで着用していました。
なんとなくやる気が出ない日に、あえて赤い服を着て気持ちを高めるのもおすすめ。
ここぞという場面で、よい結果につながる可能性が高くなります。
赤いバッグをもつ心理
赤いバッグを選ぶときは、決断したい心のあらわれ。
大きな仕事をまかされているとき、気合いを入れるために、赤い小物を身に着ける傾向があります。重要な決断に向けて、失敗したくない決意の気持ちがはたらくのです。
また、自分に自信がないときやくじけそうなとき、気持ちを高めて前向きに切り替えるために、赤を選ぶこともあります。
赤と黒が好きな人の心理
赤と黒は相対する配色で、とても相性がよい組み合わせ。
元気で活動的な赤と、荘厳でミステリアスな黒は、対照的な意味をもつ色。豪華なイメージを強調させ、人目を引くことができます。
強烈な印象を残すことができるので、アピールしたいときに好まれる配色です。ただし、赤い部分が多すぎると派手で下品になりやすいため、赤と黒の配分に注意するのがポイント。
赤が好きな人の性格の特徴は
赤が好きな人はどんな性格なのか、特徴を5つ紹介します。
1.外交的
赤を好む人の性格は、外交的なのが特徴。
情熱的で、関心のあることにはぐいぐいと突き進んでいきます。初対面の人にも臆せず話しかけるため、あっという間に人気者になれるのです。
ただ、思ったことをすぐ口に出してしまうのでトラブルに発展する傾向があります。悪気はなくても、人を傷つけてしまうことがあるので注意が必要。
2.感情的で子供っぽい
赤が好きな人は、感情的で子供っぽい特徴があります。
感情の起伏が激しく周囲の人を振り回してしまうため、人間関係で苦労しやすい。
好奇心旺盛でいろいろなことに興味をもち、熱しやすく冷めやすい一面もあります。
3.エネルギーがある
赤が好きな人の性格は、行動的でエネルギッシュ。
リーダーシップもあり、周囲から高い評価を受けることが多いです。バイタリティーにあふれ、目標に向かって積極的に取り組みます。
何事にもパワフルで情熱的な行動が特徴です。
4.目立ちたがり
赤が好きな人は、目立ちたがりの傾向があります
血の色をした赤は生命をあらわす色であり、見るだけで気分が高揚しテンションが上がるもの。
集団の中にいても自分が注目されようとアピールし、常に自信をもっています。
5.野心的
赤が好きな人は、野心的な一面も。
人と競争することで自分を高め、満足感を得られます。そのため、仕事でも学業でも結果を出しやすく、周囲からの高い評価につながるのです。
おとなしそうに見える人でも、燃えるような野心を胸の内に抱えている可能性が高いでしょう。
赤が好きな人の恋愛傾向
赤が好きな人の恋愛傾向は、男女ともに情熱的でストレートに気持ちを伝える点が共通しています。
男女別での恋愛傾向をくわしくみていきましょう。
1.赤色が好きな男性の恋愛傾向
赤が好きな男性は、とても感情豊か。
一般的に、男性は「理屈っぽい」といわれがちです。しかし、赤好きな男性は、自分の感情をストレートに表現するもの。そのため、笑っていたかと思えばすぐに怒り出し、恋人とケンカしてしまうことが多くなります。
赤好きの男性を付き合うには、感情の制御が必要不可欠です。
2.赤色が好きな女性の恋愛傾向
赤好きな女性は、熱しやすく冷めやすいのが特徴。
さっぱりした姉御肌なところが魅力的な赤色好きな女性は、恋の駆け引きなんていう、まどろっこしいことはしません。気になった男性には猛烈アプローチして、一気に距離を縮めます。
しかし、飽きるのも早く関係が長続きしない傾向も。感情に振り回されないよう、しっかりコントロールできるようになることがカギ。
赤の恋愛効果は?
赤は人目を引きつけ、性的な魅力を思わせる色です。情熱的な恋を楽しむにはうってつけ。
赤を身に着けた女性は、性に開放的なイメージを抱かせるので、男性が声をかけやすくなるもの。そのため、意中の男性と近い関係になりたいときは、赤い服を着ると成功率が高くなります。
しかし、赤い色の使い過ぎや場所、タイミングには注意が必要。使いかたによっては、「性にだらしなさそう」「派手好き」などのマイナスポイントになってしまうこともあります。
赤が好きな人にあう相性は?
赤が好きな人は、黒が好きな人との相性がバッチリ。
黒を好む人はひとりの時間を大切にしますが、心のどこかでは誰かに必要とされたいと思っています。そんな黒好きの世界に入り込むパワーをもっているのが、情熱的な赤い色が好きな人。
好奇心旺盛な赤好きの人は、黒好きの人との距離を縮めることができるのです。黒好きの人も、話を聞いてくれる赤好きの人に対して心を開きます。
また、青好きの人ともよい相性です。
情熱的な赤とは正反対のクールな青ですが、暴走しがちな赤好きの人を冷静に受け止めてコントロールできます。ほどよいバランスの取れた関係です。
赤のイメージ・意味
赤は命の源である血の色であり、生命力をイメージさせるもの。
また、太陽や炎の色でもありエネルギー、ぬくもりを感じさせてくれます。赤は人が生きるために必要な要素と密接に結びついているので、見るだけで活力を与えてくれるのです。
古来より日本ではおめでたい色として、紅白のまんじゅうや垂れ幕、そして「還暦のちゃんちゃんこ」などに、用いられてきました。
その一方で、目を引く色である赤は危険を知らせる警告にも使われ、注意を促す役割を担っています。
赤が気になるスピリチュアルな意味
スピリチュアル的な観点でいうと、赤が気になるのは気力や体力が充実し、やる気に満ちあふれているとき。
何事にも意欲的に取り組み、エネルギッシュに行動します。
また、怒っていたり欲求不満を感じたりするときも赤を選びがちです。これは感情が暴走してしまいそうな状態を警告する意味があります。
イライラしていると周囲が見えなくなり、自己中心的な考えかたに偏ってしまう傾向があるでしょう。
赤が好きな人のまとめ
赤が好きな人は、情熱的でパワフルな気力にあふれていることがわかりました。
しかし、感情的で人付き合いがむずかしい一面も。もともとトップに立てる素質をもっているので、感情をコンロールできれば周囲の人から慕われる素敵なリーダーになれます。
日常生活でも赤をうまく取り入れることで、仕事や勉強のやる気をアップさせるなど、ポジティブな効果が期待できるでしょう。