何か嫌なことがあると、それがきっかけになってどんどん嫌なことが続いてしまうことってありますよね。
そんなときは、心が重くなってしまうかもしれません。
今回は嫌なことが続くことのスピリチュアル的な意味と本当の原因を解説します。
意味と原因を知り、嫌なことの連鎖を断ち切りましょう!
嫌なことが続くときのスピリチュアルな3つの原因
1.産まれる前から自分自身で決めている
私たちの人生で起きるすべてのできごとは、自分自身が決めてから生まれてきています。だから原因と思っていたことは自分自身にあるのです。
宇宙の一部である私たちの魂は、新しい体を選び、親を選び、人生の大まかなできごともすべてシナリオに書いてから新しい体に入り、そして誕生します。
だから、嫌なことが続くこと、自分が乗り越えると決めている「テーマ」そのものです。
2.小さなできごとを回避してきた結果
いきなり人生のどん底に落ちてしまうような大きなできごとは起こりません。
大きなことが起こる前には、同じようなことをいくつか回避して、みなかったことにしたり、解決を後回しにしたりすることはなかったでしょうか?
その場合は、突然大きなできごとに襲われたようなショックを受けてしまうかもしれませんが、積み重なって嫌なことになっています。
3.嫌なことと決めつけている
「悪い」と思ったできごとに関する自分の向き合いかたをよく観察してみましょう。
嫌なできごとに対する自分の受け止めかたは?
嫌なできごとに対する感情のラベルを変えることができれば、嫌なことではないかもしれません。
嫌なことが続くときのふたつの特徴
もしかしたらこのまま悪いことや、嫌なことが永遠に続いていくのか……と、恐ろしくなってしまうこともあるのではないでしょうか。
1.嫌なことが連鎖する
原因はあのできごとだわ
嫌なことが次から次に続くとき、最初のきっかけになった嫌なことが、どんどん次の嫌なことに連鎖していくような気がします。
昨日から嫌なことが続くなぁ。
嫌やぁー。— 山手 みちよ (@3674_) October 28, 2013
いいことがあっても
たとえいいことが起こっても、次には嫌なことが起こり、それが永遠に続いていくのではないかと不安を感じたり、恐ろしく感じたりすることがあります。私は運が悪いのですから!
いいことが続くと、
もうすぐいやなことが
起こるのではって、
いいことを楽しめない癖。
今を堪能しなされ自分
(`・∀・´)— ミキ (@aokimiki3) September 26, 2018
2.自分を責めてしまう
いいことを引き寄せるどころか、こんなに嫌なことばかり起こるなんて、私は不運の星の下に生まれたのかしら? と自分を責めるのは、ちょっと待ってください。
嫌なことのループから抜け出す方法はちゃんとあります。安心してください!
嫌なことが続くとき、簡単に自分で対処する5つのステップ
自分で対処する方法は、「起こったこと」と、「感情を切り離す」のです。
道で転んだことを例にしましょう。
朝、駅に向かって急いで歩いているとき。落としたバッグから、いろいろなものが飛び出して、「あ〜あ! 電車に乗りそこなっちゃう。ついてないな」
そう思ったとします。
1.起こったことと感情を切り離す
純粋なできごとと、あなたが感じた感情を切り離してみましょう。
起こったことは、ただシンプルに「あなたは転んだ」です。
そして、そのできごとに対して、実にさまざまな感情をプラスしていることがわかりますか?
- 困った
- 嫌だ、遅れちゃう
- ついてない
などなど。
起こったことと、感情を切り離すのです。この作業には慣れるまでは、少し練習が必要です。
2.感情をはずして「できごと」だけを残す
最初に「あ~あ」と思っても構いません。そう思ってしまうほうが自然です。その後が大切。
起こったことと感情を切り離すことができれば、起こった瞬間に何を思っても大丈夫です。
転んだことを「よいこと」と思うのか、「悪いこと」と思うのかを決めるのはあなたご自身です。
3.起こることはすべて必然とスピリチュアル的に考える
スピリチュアル的なお話をしますと、起こることはすべて必然的に起こること。
絶対に起こるのですから、抵抗せずに受け入れたほうが楽です。簡単です。「転んじゃった」ただ、それだけです。
転んだからあれがどうした、これがどうだという話ではないのです。
4.感情を切り離すと「起こったこと」だけが残る
実際に起こったことは、「あなたの携帯の画面にヒビが入った」としましょう。
「あそこで転んだからだわ! この間直したばっかりなのに。まったくついてないわ」と思います。
しかし、すべてのできごとには意味があるのです。
5.ものごとを違う角度から見る
あなたが「嫌なこと」「悪いこと」と決めつけていたできごとを少し違う角度からみると、すべて自分の行動をよりよくするヒントとして考えることができます。
転んだときに、
- 「このルートだと、段差が多いから明日から違う道を通ってみようかしら」
- 「信号を急いで渡らなくていいように、2分だけ早く出てみよう」
このように思えたら、すでに大きく変化しています。
携帯の画面にヒビが入ることで、
- 「バッグの口は締めないとダメだわ」
- 「次の機種に買い替えるタイミングかしら」
という考えが出せれば、考えかたは別人レベルです。
ふたつ以上のできごとを結びつけて、それらに「悪い」意味を貼り付けていたあなたは、もはや存在しません。負の連鎖も、なくなっていることでしょう。
嫌なことが続くときに、自分で対処する方法を理解しておけば、あなたの考えかたが180°変わっているでしょう。
嫌なことが続くとき、それは宇宙からのメッセージ
同じようなこと、似たようなこと、次から次に嫌なことが起こるのは、宇宙から「あなたの行動を変えなさい」という強いメッセージかもしれません。
起こるできごとは成長のための試練
宇宙はあなたを成長させるために厳しい試練をあたえています。
逃げても隠れても、試練をもたらすできごとは起こります。
繰り返されるできごとはとき間と共にだんだん大きくなります。
あなたが試練を乗り越えずに逃げたり、放置したりしておくと、次に起こることは、確実に前回より影響が大きくなります。
たくさんの人を巻き込み、あなた自身が受けるダメージも大きくなります。
宇宙からのメッセージに気づいたら
気づいたときこそあなたが変わるチャンス。
今までと同じ対応ではなく、今までと違う対応をしなくてはいけません。逃げても何もよいことはありません。
あなたが問題をクリアするまで、できごとは繰り返されるのですから。
宇宙はあなたが乗り越えられる試練をあたえます
誰よりもあなたのことを知っている宇宙が、あなたにあたえる試練の大きさは、あなたが乗り越えられる試練の範囲におさまっています。
乗り越えられない試練はあたえられません。できごとが大きれば大きいほど、あなたが持っている試練を乗り越える力が強いということです。
例えば、試練を乗り越えたAさんの話があります。
最愛のご主人を病気でなくしたAさん
やっと心の傷が癒えたころ。やっと愛せるようになった男性がいます。
その男性が難病で倒れ、入院してしまいました。
そのとき、Aさんの心の中は、「また最愛の人が自分の目の前からいなくなってしまうのではないか」という不安でいっぱいでした。
でも、彼女は、このまま自分の心が不安に潰されてしまうと、彼も自分の前からいなくなってしまうと悟ったのです。
Aさんは、「信じる」ことを自分に課したのです。
ご主人が病気になったとき、自分の心を満たした不安に、押しつぶされてご主人の再起を信じることができませんでした。
まったく同じことが起こった今、自分にできることはただひとつ、「彼の再起を信じることしかない」と悟り、信じることを決め祈り続けたのです。
そして、彼は難病を克服することができました。
どうですか? あなたも信じる力で試練を乗り越えることができるのです。
毎日起こるできごとをひとつずつ淡々と解決する
毎日起こる小さなことに対して、一つひとつ、しっかり対応できているか、自分をよく観察してみましょう。
自分や周りの人へのダメージが大きくなりはじめていると気づいたら、今一度、しっかり自分を見つめてみましょう。
自分が変われば周りが変わる
不思議なことに、自分が変わると、周りが変わります。ここでいう「変わる」は、できごとのとらえかたが変わるという意味です。
今までの自分に対する人の対応と、変わりはじめた自分に対して対応の変化を発見できるでしょう。
今までうまくいかなかったことも、気がつくとうまくいくようになっていることでしょう。起こることをネガティブに考えがちだった自分とは違う人になっているからです。
まとめ
今回は嫌なことが続くときのスピリチュアルな意味や原因について説明をしました。
一つひとつのできごとをシンプルに見つめ、できごとに貼り付けていたラベルの内容を見直すガイドにしてくださいね。
最初は違和感があるかもしれませんが、少し練習をすれば必ずできるようになりますので、気長に変わっていきましょう。