依存体質を克服して、より豊かな人間関係と自己成長を手に入れませんか?
今回は、依存体質の治しかたからその特徴。また依存体質の人への対処法と、恋愛依存症の特徴や対処法をお伝えします。
幸福な生活への第一歩を踏み出すために、自己肯定感の向上から人間関係の広げかたまで学んでいきましょう。
依存体質とは?
依存体質は、他者や物事に過度に依存する傾向をさします。独立して判断や行動が難しく、人間関係で過度に相手に頼ったり、確認を求めたりする人です。
自己主張が難しく、承認やサポートなしに不安を感じやすい特徴があります。
依存と依存体質の意味
依存とは、なにかに頼りたい状態や傾向です。
依存体質の人は依存心が非常に強く、自立して物事をおこなうのがむずかしい性格や傾向です。
他人や物事への依存が強く、自己の意思や判断力が希薄になっています。
依存体質になる原因
依存体質の原因は、自己肯定感や人間関係など要因はさまざまです。
- 人間関係や経験、育ちかたが大きく影響
- 依存的な関係がつづくとより依存体質が強まる
- 自己肯定感や自己価値観が低いと、他人に承認や愛情を求めて依存しやすい
- 過去のトラウマや心理状況が大きく関係
多くの要因が考えられるため、一概にこれとはいえません。しかし、人間関係や過去にあったことは、重要なポイントでしょう。
依存体質の特徴と症状、幼少期の親子関係が原因だった
幼少期の環境は、依存体質の形成に影響をあたえます。
- 幼少期における家族の関わりかたや家庭環境は、依存体質の形成に大きな関係がある
- 過保護な家庭環境は、依存心を生みやすい
- 幼少期に適切な愛情のきずきかたを覚えられないと、依存体質になりやすい
- ネグレクトを受けていた場合、他人へ依存しやすい
そのほかにも、家族が依存的な傾向を持っている場合、強く影響を受けます。
親の行動を学ぶ形で、依存体質になるでしょう。
依存体質を克服する8つのステップ、自己肯定感を高める効果とは
- 依存している相手と少し距離をとる
- 自己肯定感を高める
- 客観的に自分を分析する
- 新しい趣味をみつける
- ひとりでなにかにチャレンジしてみる
- 成功体験を大切にする
- 人間関係や視野を広げてみる
- 自分を否定しない
1.依存している相手と少し距離をとる
依存体質を改善するためには、依存している相手と少し距離をとることが重要です。
- 意識的に自分の時間をつくると、依存を確認しつつ自己を確立できる
- 依存している相手と連絡したり会ったりする時間を減らすと、より自分の依存心をコントロールできる
- 依存している相手以外の友人や家族など、なるべく広いコミュニケーションをとる
- 必要に感じれば、カウンセラーなどの専門家の手も頼る
適切な自己主張や自己表現も、依存体質を治すための一手です。
依存しないようになれれば、互いにとってよりよい関係を目指せるでしょう。
2.自己肯定感を高める
自己肯定感を高めると、依存体質を改善しより健全な状態になれます。
自己肯定感が高いと自分を信頼できるため、他人に依存せずにすむでしょう。
- 自己肯定感を高めるには、まず自分を受け入れてあげるのが重要
- 客観的な視点で自分を分析し、長所も短所も受け入れる
- 簡単にはできないため、少しずつ認めてあげていくのがポイント
- 成功体験を大事にして、小さな目標を設定
- 目標を達成したらめいっぱい自分をほめて、少しずつ自己肯定感をはぐくむ
- ネガティブに評価している部分を見直す
- ネガティブの大半はポジティブにいいかえられるので、よい面に注目
- 自分の意見や感情をしっかり表現して、積極的にコミュニケーションをとる
- ひとりでむずかしければ、最初はだれかに手伝ってもらう
まずはどれかひとつからでOK。
その一歩を踏み出してみるのが、なにより大事ですよ。
3.客観的に自分を分析する
自己成長や健全な発展をうながすためには、客観的に自分自身を分析しましょう。
自己の強みや成長のポイント、改善が必要な点を把握可能です。
- 客観的に自分をみてみる
- 自分の長所や短所、スキルや経験などを具体的に書きだし評価する
- 友人や家族などほかの人からの評価も聞き、真剣に受け止める
- 目標を設定し少しずつ進めてみる
- 目標に向かうときは定期的に振り返り、反省しながら一歩ずつ進む
自分や友人だけではむずかしい場合は、専門家の手も借りてください。
相談員や占い師、心理カウンセラーなど自分が頼りたいところにアプローチしましょう。
4.新しい趣味をみつける
依存体質を改善するためには、新しい趣味をみつけるのも有効。
自分の視野が広がり、今の状態から脱却できるでしょう。
- 自分が本当に関心があり、興味が持てる趣味をみつける
- あえて経験していない分野にチャレンジ
- 新しい趣味に関連するコミュニティやグループに参加する
- 新しい趣味によって自己表現のやりかたを学ぶ
- 特にクリエイティブな趣味は、リフレッシュ効果が期待できる
ヨガやウォーキングなどを趣味にすると、健康の促進にもつながります。ただ、いくらよいといわれている趣味でも、あなたが楽しめないとよくありません。
自分が好きになれて、夢中になれそうなものを試しつつ、探しましょう。
5.ひとりでなにかにチャレンジしてみる
ひとりでなにかにチャレンジするのは、依存体質を克服する際に効果的です。
- 最初はうまくいかなくてOK
- コツコツとチャレンジしていく精神で、忍耐力がつく
- 小さな目標からでOK
- 日記をつけてチャレンジの結果を書いたり、自分をほめたりする
- まずはだれかにサポートを頼んでよい
チャレンジするのはなんでもOK。
さきほど触れた新しい趣味、またはつづけられそうな目標などです。
6.成功体験を大切にする
依存体質を治すには、成功体験を大切にしましょう。
成功体験は、自信や自己肯定感を大きく高めてくれます。
- 小さな目標からはじめ、小さな達成感から進む
- これまでの成功体験や過去の学びを振り返ってみて、自己肯定感を高める
- 成功体験をしたら、日記やメモ帳に記録
- 記録するときには自分の感情や感想も添える
- 自信があり成功体験をした人と交流し、経験を聞く
自分の失敗を否定せず、学びのチャンスととらえなおすのもポイントです。
前向きな変化を体験すると、自然に肯定的な感情が浮かんできますよ。
7.人間関係や視野を広げてみる
依存体質の改善には、人間関係や視野を広げましょう。
- 新しい人との出会いで新たな経験や視点を得る
- 自分と違う意見や異文化など、さまざまな考えに耳を傾ける
- できる範囲でコミュニケーションを試みて、コミュ力を磨く
- 瞑想を活用して、自分と心から向き合う
新しい視野の発見には、自己啓発書やセミナーも効果的。ただし、怪しいセミナーにだけは注意しましょう。
8.自分を否定しない
依存体質の改善において、重要なのは自分を否定しないことです。
- 完璧でなくてよいと受け入れる
- 自分の価値について分析し、自分自身の強みをみつける
- 自分をほめ、認める
- 自分の感情や意見を認識し、その価値観を大切にする
- ネガティブにとらえない視点を持つ
自分を受け入れるのは、少しずつおこなうのがポイント。
無理をしない程度に、ほめかたを覚えましょう。
依存体質の人の特徴9つ
- 喜怒哀楽が激しい
- すぐ人に頼る
- つねに連絡をとっていないと不安
- 承認欲求が強い
- 束縛が激しい
- ひとりだけで決定ができない
- 自己肯定感が低い
- 依存体質の男性は独占欲が強い
- 依存体質の女性は周りの評価ばかり気にする
1.喜怒哀楽が激しい
依存体質の人は、喜怒哀楽が激しいです。
- 小さなできごとにも、強い喜びを感じる
- ちょっとしたはずみで、怒りが爆発してしまう
- 悲しみも強く、深い悲しみにとらわれがち
- 感情がコロコロと変わり、不思議な人といわれる
- 嫌なことについ過剰反応する
喜怒哀楽が激しいと、自分のコントロールがむずかしくなります。
そのため、コントロールを担ってくれる人に、つい依存するでしょう。
2.すぐ人に頼る
依存体質の人は、すぐに他人に頼るのも特徴的です。
- 自分に自信がなく、他人に支援してもらわないとダメな人間だと思っている
- 自分だけで決めてしまうのに強い不安を感じる
- 面倒をみてもらい、自分を認めてほしい気持ちを満たしている
他人に頼ること自体は、決して悪くありません。しかし、依存しやすい人は重要な決定までも、他人に頼ります。
結果的にセルフコントロールができず、よくない状態になるでしょう。
3.つねに連絡をとっていないと不安
依存体質は、つねに他人と連絡をとっていないと不安になりがち。
- 他人とのつながりがないと、強い孤独感や不安を感じる
- だれかにかまってもらうことで、自分の存在価値や感情を確認している
- ひんぱんに連絡して相手の反応をみて、承認欲求と存在価値を満たしている
特に、連絡をとりすぎて、コミュニケーションに亀裂がうまれがちでしょう。
4.承認欲求が強い
依存体質だと、承認欲求が強いのも特徴。
- 他人から評価されるのに強くこだわりを持つ
- 他人に肯定してもらわないと、不安に襲われる
- 他人に評価してもらうために、自分を犠牲にしてしまう
- 否定されると激しいストレスや不安を感じる
ただかまってほしいのでなく、精神的な安定に深く関わるのも特徴。
依存が激しいと、自分のコントロール方法を見失うでしょう。
5.束縛が激しい
依存体質は、束縛が激しい特徴もあります。
- 友人や恋人からの信頼に、疑いや不安を感じやすい
- 相手をコントロールできると安心する
- 物理的にも、つねに一緒にいたい
過剰な束縛は、相手との信頼関係にヒビが生じる原因になりがち。
束縛されるほうも、されるがままではよくありません。
6.ひとりだけで決定ができない
依存体質は、なかなかひとりだけで決定ができません。
- 自分の判断が不安で、他人の意見をはさまないと自信が持てない
- 他人の意思をみて、自分の意見をすぐ曲げる
- 決定する責任に耐えきれず、無意識のうちに他人へ責任を押しつける
決定ができないのは、つい人に頼る特徴と根本は同じです。
自信のなさと、不安や恐怖感が主な原因でしょう。
7.自己肯定感が低い
依存体質の人は、自己肯定感が低いです。
- 自分の能力や魅力に自信を持てない
- 自分に対して否定的
- ついつい自分を責める
- 他人からの承認に強く依存する
自分を責めつづけるのは、精神的にも肉体的にもよくありません。
できるはずの目標も、みずから達成を妨げてしまうでしょう。
8.依存体質の男性は独占欲が強い
依存体質の男性は、独占欲が強い特徴もあります。
- パートナーに対して、強い独占欲を持つ
- 他人とパートナーの接触を防ぎたがる
- パートナーを守りたい気持ちが暴走してしまう
- 自分を必要としてほしい
特に、男性はパートナーに対して、支配的な態度をとりやすいです。
行動を監視するなどして、安心感を得ようとするでしょう。
9.依存体質の女性は周りの評価ばかり気にする
依存体質の女性は、周りの評価ばかり気にします。
- とにかく自己評価が低い
- ネガティブで否定的
- 他人と過剰なまでに比較する
- 劣等感を感じやすい
特に、女性は外見に執着しやすく、パートナーの反応を気にします。
美容やファッションに依存し、過度な承認欲求を持つでしょう。
依存体質な人への対処法6つ
- 適度に距離をとる
- 相手を否定しない
- 相手の欲求のすべてには答えない
- 合わせすぎは禁物
- 友人や恋人なら適度にほめて認めてあげる
- 関わりたくない場合必要以上の関わりは避ける
1.適度に距離をとる
依存体質の人とは、適度に距離をとりましょう。
- 間接的に独立心をうながす
- 距離をとるのは相手にとっても、成長の機会となる
- 適度な距離感はよい人間関係の構築に必須
相手のためでなく、なにより自分のために適切な距離感を見極めましょう。
2.相手を否定しない
依存体質の人への対処法として、相手を否定しないことが重要です。
- 必要に応じて、共感や理解をしめす
- 広い心を持って、素直に接する
- あなたの意見もしっかりと発信する
- 相手から改善を求められた場合、適切なアドバイスをする
むずかしいですが、適度なバランス感覚が重要となります。
3.相手の欲求のすべてには答えない
依存体質の人が相手の場合、お願いや欲求すべてに答える必要はありません。
- 依存してくる相手でなく、あなた自身を大切にする
- 自分の限界は知っておく
- 許容できない範囲には入らせない
- 相手との線引きをするため、無理なことは説明し理解してもらう
欲求にそのまま答えるのでなく、別のアイデアで妥協してもらうのも一手です。
4.合わせすぎは禁物
依存体質の人への対処法として、相手に合わせすぎることは避けるべきです。
- 自分の気持ちは言葉で伝え、わかるように表現する
- しっかり伝えるのがむずかしいなら、まずその練習をする
- 相手に妥協してもらうのを覚えてもらう
妥協というと、よくないイメージがあるかもしれません。しかし、依存体質の人にとって、妥協はほどよい線引きにもなります。
むしろよい方法として、自分自身にも取り入れましょう。
5.友人や恋人なら適度にほめて認めてあげる
友人や恋人が依存体質の場合、適度にほめて認めてあげましょう。
- 素直な気持ちや感謝の心、誠実な想いを伝える
- 想いを伝える際は、言葉や文字にあらわしてしっかりと伝える
- 相手がなにかを達成したら、努力や成果をほめて自己肯定感をあげる
- 「あなたを信じている」「しっかりサポートしたい」と申し出る
- 相手の気持ちを受け入れて、理解をしめす
依存心を断ち切るには、安心してもらうのが先決。
そこから少しずつ、依存を断ち切るのがベストです。
いきなり突き放したり依存をやめようといったりせず、肯定からはじめてください。
6.関わりたくない場合必要以上の関わりは避ける
関わりたくない人が依存体質の場合には、必要以上の関わりを避けましょう。
- 自分がやりたくない範囲、もう面倒をみきれない限界を知る
- たとえ大事な人でも、無理にあなたが治す必要はない
- 関わりたくない人相手なら、なおさら治す必要はない
- 関わりたくない相手でも、誠実なつき合いはすべき
- それ以上の深入りはしない境界線を自分のなかで決めておく
いくら苦手な相手でも、ないがしろにするのはよくありません。
そのため、一定の距離をたもちつづけるのがポイント。
「この人には依存できない」と、自然と相手から離れていくでしょう。
好きな人へ依存する?恋愛依存症の特徴5選
- 恋人がいないと生きていけない気持ちになる
- 恋愛以外に興味を持てない
- 恋愛にトラウマがある
- なによりも恋人を優先する
- 捨てられないか不安な気持ちでいっぱいになる
1.恋人がいないと生きていけない気持ちになる
恋愛依存症の人は、恋人がいないと生きていけない気持ちになります。
- 恋人がいないと孤独や不安を感じる
- 恋愛でないと生きる意味や幸福を感じられない
- 恋人の存在=自分の価値と感じる
- 恋愛が生活の中心になっている
恋愛関係にトラブルが生じると、一気に精神が不安定になりがち。
恋人のいない世界が考えられないのは、あまりよくない状態でしょう。
2.恋愛以外に興味を持てない
恋愛依存症の人は、恋愛以外に興味を持つのがむずかしいです。
- 関心ごとが恋愛に関係することだけ
- ほかの趣味に熱心になれない
- 仕事や自分のことより、恋愛が重要と思う
特に、自分自身への関心が極端になくなり、なにかと無頓着になるでしょう。
3.恋愛にトラウマがある
恋愛依存症の人は、過去の恋愛経験にトラウマがある傾向があります。
- 過去の傷を癒そうと、今の恋愛にしがみつく
- 新しい恋愛をはじめるのに恐怖感がある
- 今の彼氏や彼女でないと、自分を受け入れてくれないと思う
この場合、極端な考えかたにおちいっている場合が大半です。
4.なによりも恋人を優先する
恋愛依存症の人は、なによりも恋人を優先します。
- 自分の生活や時間を犠牲にしてまで、恋人との時間をとる
- 自分を犠牲にするのにためらいがなく、喜ばしいと感じている
- 自分のアイデンティティを見失っている
恋愛において相手に合わせすぎるのは、よいとはいえません。
相手を尊重しつつも、自分を大事にするのが理想です。
5.捨てられないか不安な気持ちでいっぱいになる
恋愛依存症の人は、つねに恋人から捨てらないか強い不安を持っています。
- 恋人と少しトラブルがあるだけで、過剰な反応をする
- 捨てられないように必死に機嫌をとろうとする
- 逆に相手をコントロールしようとする
恋愛依存の人のおこなう過剰な反応は、どのパターンも健全とはいえません。
恋人と健全な関係をきずくには、対等な関係であるべきだからです。とはいえ、パートナーの反応を頭ごなしに否定するのは避けましょう。
好きな人への依存をやめる方法6つ
- 友人や家族と交流してみる
- 自分の時間を持ってみる
- 自信をつける
- 恋人に期待をしすぎない
- 自分のやりたいことをみつける
- 恋人と対等な関係になる
1.友人や家族と交流してみる
恋愛依存症の対処法は、友人や家族との交流を積極的におこなうことです。
- 友人や家族など、信頼できる人は大きな力になってくれる
- 心から信頼できる人を増やす
- 新たな交流を通じて、新しい興味を発見できる
特に、仲のよい友人がいるなら、あらためて交流の機会をとってみましょう。
親密度があがると、あなた自身も新しい気持ちになれます。
2.自分の時間を持ってみる
恋愛依存症の対処法として、自分のための時間を持ってみましょう。
- 自分の興味や趣味について、より深く突きつめてみる
- 成長の機会を探して、新しい自分をみつける
- 旅行にでかけたりちょっと高めのマッサージを受けたりなど、リラックスの機会をとる
自分と向き合っていくと、恋愛に対して客観的になれます。
バランスのよい環境をつくれて、状況を改善できるでしょう。
3.自信をつける
恋愛依存症の対処法として、自信をつけることもたいへん重要です。
- 自分のよいところや得意なことを再確認する
- 自分にポジティブな言葉を投げかけてみる
- スキルや知識など、好きなことを伸ばしたり上手になりたいことを鍛錬したりする
- 適度な運動や規則正しい睡眠、健康的な食事を心がける
- ライフスタイルから改善していくのがベスト
潜在意識へ働きかけられるアファメーションは、特に効果的です。
4.恋人に期待をしすぎない
恋愛依存症の対処法は、恋人に対する過度な期待をおさえましょう。
- 自立するのを心がけて、依存しないよう心がける
- 心がけからはじめて、徐々に自分を成長させていく
- 恋人との関係性は、よりよいバランスを求める
- 互いが話し合って、互いを心から尊重するのが重要
恋人との関係で重要なのは、自分の気持ちは大切にするのを忘れないことです。
また、どれほどステキな恋人でも、やはり人間。
さまざまな面において、完璧ではなくいつも正しいとは限りません。
適度な距離をたもつのが、期待をしすぎず健全な関係をはぐくめるポイントです。
5.自分のやりたいことをみつける
恋愛依存症の対処法には、自分のやりたいことをみつけるのも有効。
- 自分と向き合う時間をつくる
- 恋愛以外の興味を探求する
- なにか発見があったら、そこを追求する
- 小さな得意技や興味でも、目を向けて活用する
夢や目標に向かって努力すると、思っている以上の満足感を得られます。
今まで気付かなかった才能が開花し、自分の可能性を発見できるかもしれませんよ。
6.恋人と対等な関係になる
恋愛依存症の対処方法において、恋人との関係を対等にするのも効果的です。
- 自分の価値は自分自身が認める
- 自分の価値を確認できれば、自然と対等な関係をきずける
- コミュニケーション能力をきたえる
- 感じたこと、やりたいことを文字や言葉にする
また、自分自身の趣味や目標に取り組むのも、依存から脱却するポイント。
「恋人がいなくても、自分はこういったことができる!」
子供だましに見えるかもしれません。だけど、小さな自信は人を大きく動かしてくれます。
できることからはじめて、できたことをあなた自身が評価してください。
依存体質の治しかたまとめ
依存体質は、他者や物事に過度に依存する傾向をさします。独立して判断や行動が難しく、人間関係で過度に相手に頼ったり、確認を求めたりする人です。
自己主張が難しく、承認やサポートなしに不安を感じやすい特徴があります。
依存体質になる原因
- 人間関係や経験、育ちかたが大きく影響
- 依存的な関係がつづくとより依存体質が強まる
- 自己肯定感や自己価値観が低いと、他人に承認や愛情を求めて依存しやすい
- 過去のトラウマや心理状況が大きく関係
多くの要因が考えられるため、一概にこれとはいえません。
幼少期の環境は、依存体質の形成に影響をあたえるでしょう。そのほかにも、家族が依存的な傾向を持っている場合、強く影響を受けます。
依存体質の治しかたは、主に8つあり、
- 依存している相手と少し距離をとる
- 自己肯定感を高める
- 客観的に自分を分析する
- 新しい趣味をみつける
- ひとりでなにかにチャレンジしてみる
- 成功体験を大切にする
- 人間関係や視野を広げてみる
- 自分を否定しない
最初からすべてできる必要はありません。少しずつ進めていくのがポイントです。
依存体質の人の特徴は、
- 喜怒哀楽が激しい
- すぐ人に頼る
- つねに連絡をとっていないと不安
- 承認欲求が強い
- 束縛が激しい
- ひとりだけで決定ができない
- 自己肯定感が低い
- 依存体質の男性は独占欲が強い
- 依存体質の女性は周りの評価ばかり気にする
個人差はありますが、多くの場合該当するでしょう。
もし、あなたが依存体質な人への対応方法で悩んでいるなら下記を試してください。
- 適度に距離をとる
- 相手を否定しない
- 相手の欲求のすべてには答えない
- 合わせすぎは禁物
- 友人や恋人なら適度にほめて認めてあげる
- 関わりたくない場合必要以上の関わりは避ける
また、恋愛依存症の人も多いです。
- 恋人がいないと生きていけない気持ちになる
- 恋愛以外に興味を持てない
- 恋愛にトラウマがある
- なによりも恋人を優先する
- 捨てられないか不安な気持ちでいっぱいになる
もしあなたが、好きな人へ依存しているかも? と思ったら
- 友人や家族と交流してみる
- 自分の時間を持ってみる
- 自信をつける
- 恋人に期待をしすぎない
- 自分のやりたいことをみつける
- 恋人と対等な関係になる
この6つを試してください。
依存体質は、人間関係や過去にあったことが重要なポイントになります。
依存体質だと、自分自身や周りの人を傷つける可能性があるので、依存体質がどうか確認しておきましょう。