スピリチュアル的な「自分を好きになる方法」や、その意味を知ることであなたの人生も大きく変わります。
そこで今回は、自分を好きになれない人の特徴、自分を好きになる方法をお伝えしていきます。
- 他人は輝いてみえるが、自分はなんかイケてない……。
- 恋愛においても、せっかく自分を好きになってくれた相手に対し「なんでこんなダメな自分が好きなんだろう」と考えてしまい、お付き合いすらできない。
令和になって、自分を好きになれない人が増えています。自信がもてないため、自分の感情ですらわからなくなっている……そんなあなたに、自分を好きになる方法を試してもらいたいです。
自分を好きになれない人の特徴5つ
自分が好きになれなくて悩んでいる人。まずは悩みを共有してみましょう。
- 自分の欠点ばかり意識してしまう
- いつも他人が気になってしまう
- 自信のない自分から抜け出すことができない
など。自分を好きになれない特徴5つをみていきましょう。
1.自分の欠点や短所にばかり意識している
「反省」ばかりしているため、自分を好きになれません。
人の顔色ばかりうかがって「あのときの言葉はマズかったかな」「自分ってホントダメなやつ」といったことを必要以上に考えてしまいます。
友達と遊んだあとに、相手はそれほど気にしていないのはわかっていつつ自分を責めてしまう。自分の欠点や短所ばかりを意識してしまうのです。
2.否定ばかりする人が近くにいて、真にうけてしまう
真面目な人ほど相手の言葉をそのまま受け入れるため、自分を好きになれなくなります。
「おまえってほんとダメだな」といって、相手の気持ちを下げてしまう人っていませんか。話した相手は許せても、いった言葉が気になる。その場ではスルーしても、あとになってムカムカしてきます。
「自分ってやっぱダメなのか」と気になりはじめ、気持ちが微妙にゆれ動くことも。
3.理想が高い
自分に自信がないからこそ人に認められたいという人。自己顕示欲があるので理想も高い。自分が好きになれない人ゆえの特徴かもしれません。
自分のことが嫌いだから、他人から「大丈夫だよ」っていわれたいという願望。
理想の自分をおもい描く女子も「かわいい」といわれるほど、さらに上位をめざそうとします。ただし、批判されると大きく“へこむ”。自分を好きになれず理想が高すぎる人の特徴です。
4.いつも人と比べてしまう
SNSのやりとりにめちゃくちゃ疲れる人。自分と他人を比べてばかりで自分を好きになれません。
わたし以外の人の人生がキラキラしてみえます。
学校行事のあとなど、楽しかったツイートやインスタの投稿をみるたび「ほかの人よりぜんぜん楽しめていない」気がする人です。
暇であるといえるかもしれませんが「目標がない自分」は、どうしても他人のことが気になってしまいます。
5.素直に気持ちを出せない
「好きになってくれた人を好きになれない」という人ほど、まず自分を好きになれていません。
自分の気持ちがどこにあるのかもわからないため、気持ちを素直にだせないのです。
自分に自信がもてないこともあり「なんで自分みたいな人間を好きなんだろう?」とさえ考えてしまいます。
「めんどくさいと思うだろうな」といったことを考えだしたら恋愛感情ももてなくなる。自分を好きになれない人の残念な特徴といえます。
自分を好きになる方法【マインド編7つ】
自分を好きになる人が心がけているのは前向きな気持ち。自分や他人を責めるような態度はとらず感謝を忘れません。
自分を好きになれるマインド7つをみていきましょう。
1.自分のやることをほめる「どうせ」を減らす
自分を責めるよりも、できていることに意識をむけて自分で自分を「ほめる」。自分を好きになるコツです。
チャレンジしての失敗で「どうせ自分はなにをやっても……」と自分を責めるあなた。失敗を気にしていても自分を嫌いになるだけです。
むしろ自分の得意分野をさがすことにチカラをいれてみましょう。そこで自分が勝負して「やればできる」を繰り返す。がんばればできるという自信につながって、自己評価も高くなっていきます。
2.愛されている存在と理解する
自分を応援してくれている人はかならずいる。自分を好きになる人はそう信じています。
自分に自信がない人は「愛されていない」という思い込みに縛られっぱなし。自分を嫌いになっています。
親や先生など大人の「期待」があなたへの「愛情」と考えるかもしれません。しかし、「期待」とは大人の勝手な思いであり愛情とは別もの。
「自分は期待外れだから愛されない」というあなたの思い込み。どうせなら「愛されている」と思い込んでしまうほうが楽なのです。
3.今の自分を受け入れる
自分にウソをつかず、しっかり受け入れることが大切です。
「本当はやりたいのにガマンして心をおさえ込んでしまう」逆に「やりたくないのにやる」ということは自分の本心をごまかすことになります。
もちろん、なんでもやりたい放題しましょうというわけではありません。自分で「やる」と心に決めた自分との約束をしっかりと守る。
自分に対するゆるぎない信頼が、なにより自分を好きになる秘訣なのです。
4.他人と比較しない
自分は他人に劣るという劣等感は人生において、なんの意味もありません。
すべての面で他人よりすぐれている人などいませんし、自分がそうなろうと思うほど自分を追い詰めるだけです。
自分を好きで自信がある人。テストの点数でいえば、他人の点数などどうでもよいと考えます。自分のテストが70点でも50点だろうが「取った点数」に満足し堂々としています。
まして100点に満たないことにクヨクヨしません。
勉強しなくてもよいというわけではありませんが、自分の人生をしっかり歩んでいる人は、自分と他人を比べることをしないのです。
5.「だって」「でも」を減らす
自分としっかり向きあい、素直に自分を表現できる人は自分のことが好き。
できない理由をさがしてばかりの人。言い訳にあふれているため、ものごとを柔軟に考えることができなくなります。
言葉のあたまが「だって~」「でも~」ではじまる人は、それ以上の成長ができません。
言い訳を考える時間があれば、課題に取り組む。自分の隠れた才能を自覚し、かならずあなたの目に映る世界が変わるはずです。
6.弱いものをいじめない
他人を攻撃するような言動をしません。自分を愛する人は、おなじように他人を愛します。
相手の考えもしっかり受けとめられる人は、そもそも相手を差別する意識がない。弱いものいじめをするという行為とは無縁です。
ネガティブな感情をそのまま相手にぶつけても、自分にメリットがないということが理解できているのです。
7.感謝の気持ちを忘れない
ふだんから親切を心がけている人は、他人から受けた親切が心に刺さり感動します。
心からの感謝を忘れない、豊かな人生をおくることができるのです。
見返りを求めてはいけません。かえって相手を責めてしまい、自分も嫌いになる悪循環をうみます。
人に「与える」ことを常に考えます。与えたことはすぐに忘れてしまってもよいです。
実はおなじように周囲の人もあなたに与えてくれています。
しっかりと周囲に感謝する自分を「誇る」。自分への評価がグーンとあがるはずです。
自分を好きになる方法【習慣編8つ】
自分を好きになる人はちょっとした日常の習慣があります。
あなたがふだん意識していない習慣も、自分の価値を左右するのです。
自分を好きになれる習慣8つをお伝えしましょう。
1.自分のよい点・好きな点を書き出す
「すばらしい」と思う自分の姿をそのまま紙に書きだすと、ありのままの自分を受け入れられます。書き出すことで自分を「ほめる」。
「わたし、いいところなんてなにもない」と考えてしまうあなた。「なりたい自分」でもよいです。すでにそうなっていると思い込んで書きだしてみましょう。
不思議と書きだした自分に、現実の自分が近づく感覚があるはずです。
2.小さいことでも人のお手伝いをする
「人のためになること」を心がけていると自分の存在に価値を感じるようになります。
どんな小さなことでもよいです。人の役に立つことを実行してみましょう。
なにげに道端のごみをひろう。だれも見ていない行為でも確実に自分の価値があがります。
「そんな自分も捨てたものではない」とみずからを大切にする気持ちが自然とわいてくるのです。
3.自分磨きに投資する
自分が好きになる人は、自分のためになるお金のつかいかたをします。
あなたの心がポジティブにむかうものに投資するのです。
ストレスを発散するような「買いもの」もアリですが、あなたの「人間性」を広げることへお金をつかう人に「自信」がもたらされます。
見識を高めるための書物や、情報を手にするセンスを磨く。アートに関心をよせる人は、自然と自分自身の可能性にも興味がわくのです。
4.嫌なこと・楽しくないことはやらない
心から「楽しい」と思うことをとことんやってみる。没頭しているあなたはとてもいい状態になるはずです。嫌なことも忘れてしまうでしょう。
「おいしいものを食べる」のもしあわせを感じるかんたんな方法。
とくに、楽しい体験は自分ひとりではなく、多くの人と共有することです。
ひとまわり大きな充実があることでしょう。
5.悪口やネガティブな言葉を口にしない
自分を好きな人は、まず話す言葉がポジティブ。
陰口や悪口は、相手が目の前にいる・いないにかかわらず、あなたの生活そのものを停滞させます。
たとえ冗談でも、あまり人をこき下ろすような態度をつづけるのは自分にマイナスの影響があるのです。
知らず知らずの習慣は、呪文のようにあなた自身にふりかかると考えましょう。
6.趣味や興味のあるもので囲まれる
あなたの好きなものにこだわってみる。正直な自分を愛せるようになります。
身に着けるもの、たとえば自分の納得のいく洋服を着ていると、自然と気分がアガりますよね。
価値を感じるものに自分自身の姿を重ねることで、みずからの価値が実感できるから。
「モノを大切に」といわれるのは、自分自身を大切にする、自分を好きになることにつうじるのです。
7.規則正しい生活
自分を好きになるということと、心身の健康は深く関係しています。
睡眠をしっかりととり、規則正しく食事をとる。
体調を気にかけ、自分の身体と対話してみましょう。どこか違和感や不快感があればしっかりとメンテナンスをする。
あたりまえのような習慣が「自分を愛する」ことにつながるのです。
8.毎日鏡をみて自分をほめる
鏡にうつったあなた自身に「ほめ言葉」をおくる。習慣にすると自分を好きになれます。
もとより自分を愛する人は、よく鏡をみて自分の容姿を確認しているはず。
鏡の前にいる自分へのイメージは「意味づけ」です。
前向きか後ろ向きか……。それを決めるのはあなたの考えかたひとつ。
鏡のなかの自分に前向きな言葉を贈ってみましょう。あなたの生活が変わります。
自分を好きになる方法はスピリチュアル的にも重要
あなたのハッキリとした意志を自覚することで、自分を好きになる意味がわかります。
スピリチュアル的にみれば、あなたの肉体を意識して動かしているのは、この世とあの世を行き来している「魂」。
実はあなた自身、すでに多くの経験を積んでいるのです。
魂の「よろこび」とは、あなたの意志にほかなりません。
意志があなたの肉体をつうじて表現される。自分を好きになる感覚とは、魂の「よろこび」なのです。
「自分を好きになる」という感覚はあなただけのもの。それゆえ心から自分を愛する。
究極的に人生を楽しむということは、すべての自分を「受け入れる」ということなのです。
自分を好きになる方法のまとめ
そもそも「自分を好きになる」自体を意識することに、ムリを感じる人も多いかもしれません。
さまざまな自分を好きになる方法をお伝えしてきました。前向きな言葉づかいや人へ感謝など、実は特別なことではないのです。
- 自分のやることをほめる「どうせ」を減らす
- 愛されている存在と理解する
- 今の自分を受け入れる
- 他人と比較しない
- 「だって」「でも」を減らす
- 弱いものをいじめない
- 感謝の気持ちを忘れない
- 自分のよい点・好きな点を書き出す
- 小さいことでも人のお手伝いをする
- 自分磨きに投資する
- 嫌なこと・楽しくないことはやらない
- 悪口やネガティブな言葉を口にしない
- 趣味や興味のあるもので囲まれる
- 規則正しい生活
- 毎日鏡をみて自分をほめる
当たり前のようなことをできている自分をしっかりと「受け止める」。
あなたの“おこない”が、大きな“よろこび”につながるのは、スピリチュアル的にあなたの意志である「魂」がもたらすもの。そして、気づけばあなたは「自分を好きになっている」のです。
今後のよりよい人生の参考なればうれしいです!