癒しをもとめるあなたにピッタリな色彩が「緑」。
バランス感覚にあふれ、サラッと人のなかに溶けこめるのは緑が好きな人の特徴です。
目立ちませんが、多くのシーンにかならず必要となるのが緑色の魅力。
以前『ホンマでっか!?TV』にて、好きな色彩による心理分析の企画がありました。出演していた「緑」が好きな芸能人はだれでしょうか?
今回は「緑が好きな人」に焦点をあて、緑を選ぶ心理や恋愛傾向、相性をご紹介していきましょう。
また、緑が好きな子供の心理とは? 緑のもつスピリチュアルな意味にも迫ります。
緑を選ぶ心理の特徴
緑を選ぶ心理とは「癒し」がキーポイントになります。あわせて周囲の人に認めてもらいたい欲求が隠されていることも。
「赤」と結びつくことで周囲への洞察力にすぐれ、成功者として歩む可能性もあります。
1.緑が好きになった心理
周りとの調和をもとめ、争いごとからは距離をおきたいときに、緑色を意識し好きになります。
緑がもつ「癒し」効果は絶大。寒色と暖色の中間色であり、バランスのとれた色合いは人々の心を癒します。
落ち着きたい感情にあわせて、「周囲に認められたい」といった感情に寄り添う色が緑です。
『ホンマでっか!?TV』でおこなわれた色彩の心理分析によると、緑好きである明石家さんまさんが、まさにこの特徴であったとか。なんとなくわかる気がしませんか?
自分の願望をかなえるために、みずからに客観的な動機づけをできる人が好む色は「緑」です。
2.赤と緑が好きな人の性格
はっきりと自己主張し、情熱を人に伝えながら人生を歩む成功者としての気質にあふれるのが赤と緑が好きな人です。
外向性にあふれる「赤」とニュートラルな姿勢で人間関係のバランスをとる「緑」の性格を兼ね備えた人でしょう。
赤と緑の反応によって、人のもつあらゆる色彩・オーラを感じることができるといわれています。この生化学的反応によって、あらゆる色彩に敏感であるため、さまざまな人の性格や資質を見抜く力にあふれています。
状況判断にすぐれたリーダーとなりうるのが、赤と緑が好きな人です。
3.緑が好きな子供の心理
緑が好きな子供は争いごとに敏感。みんながともに仲良くあってほしいと願う子は緑を選びます。
緑が好きな子は、のんびりマイペースで過ごしたいため、なにかと波風がたつ状況には疲れてしまうのです。
クラスの友達どうしでケンカがおきても、お互い仲良くなるよう仲裁をします。なかなか解決できないときに悩んでしまうことも。
周囲が不和である環境を我慢している子供。絵を描くときには、緑色を多くつかう傾向がみられるはずです。癒しをもとめています。
普段は活発な子でも「緑」を多く気にするようになったときは休ませてあげるとよいでしょう。
緑が好きな人の性格は?
相手をとことん癒すことのできる平和主義者。集団のなかでは目立たない存在ですが、一緒にいて心地よい。意見に流されて従順すぎる面も。
緑が好きな人の性格3つをみていきましょう。
1.癒し系
平和をなにより望む緑が好きな人。「癒し」を全面に表現できる人です。
常に周りに気をつかっているため気疲れしやすい性格。どこかで自分をリセットしたいと考えているのかもしれません。
都会よりは田舎でのんびり過ごすほうが性に合う人も多いのが緑好きの人。
緑が好きな人は、持ち前の素直さや健気さで周囲の人を癒します。
2.バランス感覚にすぐれている
人間関係では自分の立ち位置を客観的に理解できており、うまくバランスをとりながら立ち回れるのが緑好きな人です。
人当たりがよく、いつも笑顔でいるため、どのような場面でもうまく周囲にとけこむのが得意。一歩下がったところで謙虚な姿勢を印象づけます。
初対面の集まりでも、お互いがうまくコミュニケーションをとれるよう進行役を担える人です。
調和をはかるために、自分がすべき行動を察知できるのが、緑が好きな人の性格です。
3.お人好し
緑好きな人は、控え目であるがゆえ自己主張に欠けることも。争いは避けたいため、騙されやすくお人好しとみられがちです。
我の強い人のまえでは、どっちつかずの態度となるため、ときに優柔不断のレッテルをはられてしまうかもしれません。
たのまれるとイヤとはいえない性格。押し売りされ、ついつい買ってしまう……。
他人に利用されないよう気をつけなければならないのも緑が好きな人です。
緑が好きな人の恋愛傾向
- 緑が好きな男性は、女性に対する性差の意識をもちません。役割にとらわれない恋愛スタイルとなります。
- 緑が好きな女性は、家庭的なイメージでパートナーを癒す。相手への信頼があるかぎりは献身的な姿勢を失うことはありません。
ともに堅実なパートナーをもとめ、結婚前提のお付き合いとなる緑が好きな男女。それぞれの恋愛傾向をくわしくみていきましょう。
1.男性の場合
いわゆる草食系であり、パートナーの考えに寄り添い「尊重」を大切にするのが、緑が好きな男性。主導権をもとめない恋愛傾向といえます。
男女の役割にとらわれないジェンダーフリーな思考であり、フェミニストが多いのも緑好き男性。
パートナーや家族のために、料理をすることもいとわず、場合によって「主夫」として家庭をまもることも。パートナーが社会で活躍することにも喜びを感じることでしょう。
あまり性的な魅力で相手を引き寄せることはないですが、パートナーの成長を辛抱強くもあたたかく見守ってくれるのが緑好き男性の恋愛です。
2.女性の場合
癒し系であり、穏やかな雰囲気でパートナーに安心をあたえられるのが、緑が好きな女性の恋愛傾向。明るい人が引き寄せられます。
寛容であり、ふくよかなイメージとともに男性にとっては「甘えられる」タイプでしょう。
結婚のスタイルに一番マッチしているのが緑好き女性。料理のレパートリーが多いのは家族を喜ばせたい献身性のあらわれです。
ときに律儀でカタい印象をあたえるかもしれません。相手への信頼に基づいた関係を大切にするのが緑好き女性の恋愛です。
緑が好きな人にあう相性は?
調和する力が秀でている緑が好きな人。基本的にはどのようなタイプの人とも仲良くなることができます。
「ありのまま」でいることを望む緑好きの人は、周囲の人にも自然体でいるよう配慮するため安心感をもたらします。
人の「よい面」を引き立て、周りを明るくする素質は天性のもの。
とくに「オレンジ」が好きな人との相性はよいといえます。太陽のような明るさは、緑の好きな人にとっては刺激的であり、自分を成長させてくれるオレンジ好きの人に惹かれます。
普段はひかえめな緑が好きな人。自分を明るく照らしてくれる人には、特別に引き寄せられるでしょう。
緑の服の恋愛効果は?
誠実さをアピールする緑色の服。緑色は内面を大切にする人が惹かれる色彩であり、緑の服には飾らない性格が表現されます。
性格的に「地味」ともみられやすい緑好きの人にとって、緑の服は「自分のことをもっと注目して」という心理が背景にあるからです。
気になる人が緑の服を着ているのであれば、相手の長所に焦点をあてて、褒めてあげると接近できるかもしれません。
セックスアピールよりは、健康的で肌のツヤをきわだたせる美しさを魅せられるのが緑色の服です。
緑のイメージ・意味
好きな色が変わるとき、「緑」が好きになったというあなたは、人生において次へのステップを感じているのかもしれません。
- リラックスする
- 生命力をあたえる
- 脇役としての意志
緑のイメージにもとめるのは、落ち着きたい気持ちとともに、少し引いた位置から周囲をサポートしたいという心理です。
緑のイメージ・意味3つをお伝えしていきましょう。
1.リラックスする
安らぎの色が緑であり、とくに森林の深緑は心身ともにリフレッシュするイメージをもたらします。
アースカラーである緑が、太古の時代から人間のくらしとは密接であったゆえに感じる感覚かもしれません。
リラックスをもとめる生活習慣に、観葉植物の緑は欠かせませんよね。
無機質な空間ほど、緑が調和します。
2.生命力をあたえる
癒しや生命力の根源となるのが「緑」です。
体内に取り入れて、健康を維持・促進する色彩は緑においてほかにありません。
体調がおもわしくないとき。多くの食物のなかでも、緑黄色野菜として摂取して体調を取り戻した経験は、みなさんもあるのではないでしょうか。
栄養素を効果的に摂取する役割のある食材は「緑」であることが多いです。
3.脇役としての意志
調和・バランスの色として、主役となることは少ないかもしれません。率先して主導する場面では「意志が弱い」とみられることも。
ときにワンマンなリーダーシップがもとめられる場合、緑はあくまでも補佐役となることでしょう。
フラワーアレンジメントでは、鮮やかな花をひきたてるのは緑。「調和力」は唯一無二であり、そこに緑の「意志」があるのです。
中間色として、単独ではどっちつかずの印象となりますが、「緑」なくしては成り立たない場面はたいへん多いといえます。
緑が好きな人のスピリチュアルな意味
スピリチュアル的に緑は、成長と飛躍を意味します。
ぐんぐんと成長する草木や空へと伸びる樹木。自然界における「緑」は生命力そのもの。
森林や草木による空気の清浄化はよく知られていますが、あわせて浄化された運気の流れをもたらします。
森林浴によるマイナスイオンの効能は「緑」の色彩による安息や交感神経の抑制など、総合的なメンタルへのはたらきかけがあっての効果でしょう。
スピリチュアル視点でみれば、メンタルタフネスを強化し、人生を切り開く力をもたらす最強のカラーは「緑」です。
緑が好きな人まとめ
緑が好きな人の心理や恋愛傾向、相性などをお伝えしてきました。
人とのバランス感覚にすぐれており、争いごとは好みません。
落ち着きたい気持ちとあわせて、周りに認めてもらいたい心理についてもお伝えしてきました。
家庭的であり、あまり男女の役割にとらわれることなく、相手を癒すことができるのが緑が好きな人の恋愛。
少しひかえめである緑好きの人にとって、オレンジが好きな人の明るさに引き込まれることも。
緑の服を着ている人の長所に焦点をあてて、褒めてあげると相手は喜びます。
「緑」のイメージや癒し効果。うまく活用すると健康維持ができるでしょう。